地図・ルート検索開発ツール「NAVITIME API」がリニューアル、最大100地点の巡回経路を自動探索

NAVITIME API 2.0
NAVITIME API 2.0全 1 枚

ナビタイムジャパンは、法人向け地図・ルート検索API「NAVITIME API」をリニューアル、「NAVITIME API 2.0」の提供を9月26日より開始した。

NAVITIME APIは、複数移動手段を組み合わせたルート検索のできるNAVITIMEをはじめ、ナビタイムジャパンが個人向けサービスで提供する地図表示やルート検索などの機能をAPI形式で、法人向けに提供するサービスだ。顧客の業務システムやWebサイト、スマートフォン向けアプリなどに簡単に組み込むことが可能。通勤時間検索、渋滞情報考慮ルート検索、巡回時の最適経路検索など、営業訪問計画や店舗案内などに利用できる。

NAVITIME API 2.0では、既存のNAVITIME APIに加え、最大100地点を最適に結ぶ巡回ルートを自動で探索できる日本初の機能を提供する。巡回ルート検索は、出発地から経由地を巡り目的地までのルート検索と所要時間を検索できる機能。徒歩、車、自転車から移動手段を選択でき、大型車規制を考慮、渋滞情報を考慮など条件設定もできる。最大100地点のルート検索が可能となるため、配送やチラシ配布、店舗のエリア巡回など、複数経由地設定の必要な業態での移動に役立てることができる。

新バージョンでは、顧客の開発ニーズに合わせた柔軟なカスタマイズにも対応。例えば、新しいモビリティを活用したMaaSサービスにて、顧客側が保有する料金や予約情報など、モビリティに付随する情報を、ルート検索と合わせて表示することなどができる。また、徒歩、電車、バス、車、自転車などを用いたルート検索APIを移動手段別に利用したり、シェアサイクルや大型車両向けのルート検索に絞って開発することも可能。複数移動手段を組み合わせることもでき、顧客ニーズに合わせて、必要なものを選択できる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. ダムドから『ジムニーノマド』用のボディキットが3種登場!『ジムニーシエラ』用の新作「サウダージ」も注目
  5. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る