あおり運転、2人に1人が被害経験あり 楽天調べ
自動車 テクノロジー
安全

今回の調査は、9月5日から7日の3日間、楽天インサイトに登録しているモニターの中から、全国の20代から60代の男女で、月に1回以上運転をする1000人を対象に実施した。
あおり運転をされたり、されているところを見たりした経験はあるかを聞いたところ、「他人があおり運転をされているところを見た」(49.8%)と「自分があおり運転をされた」(49.7%)と回答した人はそれぞれ約半数。男性の経験者がどちらの回答も多く、女性を10ポイント以上上回った。
あおり運転の内容については、「車体を接近させて追跡された」(54.3%)が最も多く、次いで「パッシングされた」、「左車線からの急な追い越しをされた」、「必要のないハイビームをされた」、「幅寄せされた」などが続き、それぞれ3割を超えた。その他、「車を蹴られた」、「殴られた」との回答もあった。
あおり運転をされたきっかけとして思い当たる行動については、「車線変更をした後」(19.3%)、「周囲よりも遅い速度で走っていた後」(17.7%)、「追い越した後」(14.9%)が上位3つとなったが、そもそも「思い当たる行動はない」(36.0%)が4割弱を占めた。その他、「法定速度で走行していた時」、「信号待ちで後ろにぴたっと止まった時」などもきっかけとして挙げられた。
あおり運転をされた時にとった対処方法を聞いたところ、「道を譲った」(44.9%)が最も多かった。「何もしなかった」(30.8%)と回答した人は3割程度。その他では「警察署へ向かった」、「派出所に誘導した」、「警察に電話をするふりをした」など、警察を頼る行動も散見された。
あおり運転をされないために普段からとっている対策については、「なるべく車間距離をとる」(54.3%)、「不審な車には近づかない」(52.6%)、「無理な割込みはしない」(52.6%)と回答した人が5割を超えた。女性は「なるべく車間距離をとる」と「無理な割込みはしない」で男性を10ポイント以上上回る結果となった。その他では「ドライブレコーダーを搭載」との回答も見られた。
あおり運転の厳罰化に向けた規定や法律の整備については、「望んでいる」と回答した人は96.6%でほぼ全回答者。その中で、「強く望んでいる」と回答した人が6割強に上り、あおり運転の厳罰化を切望する様子がうかがえた。
《纐纈敏也@DAYS》
【注目の記事】[PR]
ピックアップ
アクセスランキング
- 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
- ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
- 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
- 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
- ボディ骨格強化&吸気効率アップ! トヨタ『GRカローラ』一部改良モデル発売へ、供給体制も改善
- 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
- 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
- ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
- 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
- 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁