プジョー 208 新型、初のEVも設定…フランスで発売

プジョーの新世代デザイン言語

最新の「i-Cockpit」

最新の先進運転支援システム

初のEVは航続450km

プジョー 208 新型
プジョー 208 新型全 29 枚

プジョーは10月6日、新型プジョー『208』(Peugeot 208)をフランス本国で発売した。

画像:プジョー 208 新型

プジョー208は、『207』の後継車として2012年3月、ジュネーブモーターショー2012で発表された。プジョーの主力Bセグメント車が208となる。その208がデビューから7年を経て、モデルチェンジを行った。新型は2世代目モデルとなる。

プジョーの新世代デザイン言語

新型208には、プジョーの新世代デザイン言語を導入する。これは、新型『508』から導入が開始されたもの。新型208では、フロントにシングルフレームグリルを採用し、ヘッドライトやテールランプには、「3つの爪」が表現されるのが新しい。上級グレードには、フルLEDヘッドライトを装備した。リアのディフューザーはグロスブラック仕上げが選択可能。クロームのテールパイプも装備できる。ボディサイズは先代モデルよりも長く、ワイドで低くなった。

「GTライン」と「GT」では、光沢のあるブラックホイールアーチを装備した。プジョーによると、ホイールをより大きく見せるための演出だという。ボディカラーには、メタリックファロイエロー、トリプルコートのブルー、カラートップコート付きのエリキシルレッドなどが用意されている。プジョー 208 新型プジョー 208 新型

最新の「i-Cockpit」

新型208には、最新の「i-Cockpit」を採用する。i-Cockpitは、コネクティビティを重視したプジョーの新世代コクピットだ。i-Cockpitはプジョーが2012年、まずは先代208に採用。その後、『2008』、『308』、『3008』、『5008』と、導入車種を拡大した。現在ではおよそ500万台以上に、i-Cockpitが搭載されている。

新型208には、最新のi-Cockpitを採用した。直感的で、より自然なドライビングエクスペリエンスを目指してデザインされた操作パネルが特長だ。人間工学に基づいたタッチスクリーンも採用された。ドライバー正面のメーターは、デジタル表示となっており、情報がホログラム形式で投影される。

また、ステアリングホイールをよりコンパクトにし、ドライバーの視界や足下スペースを開放できるように配慮した。最大で10インチの大型タッチスクリーンは、インストルメントパネルの中央へ配置する。その下に、各種スイッチが並ぶ。8速ATのシフトレバーは電気式で、ワンタッチ操作が可能だ。ステアリングホイールには、パドルシフトを装着する。

センターコンソールの収納スペースでは、スマートフォンを誘導充電できる。Appleの「CarPlay」や、グーグルの「Android Auto」に対応させた。最大4つのUSBソケットが装備できる。TomTomの「トラフィック・コネクテッド3Dナビゲーション」は、交通状況と危険な場所をリアルタイムで表示する。

最新の先進運転支援システム

新型208には、最新の先進運転支援システム(ADAS)が採用される。8速AT車には、「ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール」を用意した。高速道路などで、前車と一定の車間距離を維持しながら追従走行し、前車が停止した場合は停車。自動で再発進することもできる。

この他、「レーン・ポジション・アシスト」、最新世代の自動ブレーキ、「ディスタント・アラート」、「アクティブ・レーン・キーピング・アシスト」、「ドライバー・アテンション・モニタリング」、「駐車アシスト」、「交通標識認識」、「アクティブ・ブラインドスポット・モニタリング」などが設定されている。

欧州向けのパワートレインは、ガソリンとディーゼルだ。ガソリンは1.2リットル直列3気筒ターボ「ピュアテック」で、最大出力は75hp、100hp、130hpの3種類が設定される。ディーゼルは、1.5リットル直列4気筒で、最大出力100hpを発生する。プジョー e-208プジョー e-208

初のEVは航続450km

新型に初設定されるのが、EVのプジョー『e-208』だ。プジョーが属するPSAグループは、全モデルへの電動パワートレイン車の設定を計画している。この計画に沿う形で、新型208にEVがラインナップされた。

プジョーe-208は、「e-CMP」と呼ばれる電動モジュラー車台をベースに開発された。EVパワートレインは、モーターが最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生する。バッテリーは、蓄電容量が50kWhと大容量だ。この効果で、1回の充電で最大450km(NEDC:新欧州サイクル)の航続を備える。

バッテリーの充電は、家庭用コンセントでおよそ16時間だ。三相コンセントでおよそ5時間15分。出力100kWの急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの8割の容量をおよそ30分で充電できる。

プジョーe-208は、3種類のドライブモードとして、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」を採用した。このうち、スポーツではパフォーマンスが重視され、0~100km/h加速は8.1秒の性能を発揮する。

《森脇稔》

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