トヨタが『コペン GRスポーツ』発売…ダイハツからOEM、トヨタ初の軽オープンに

トヨタ コペン GRスポーツ
トヨタ コペン GRスポーツ全 33 枚

トヨタ自動車は、ダイハツからのOEM供給を受け『コペン GRスポーツ』を、全国のトヨタ車両販売店を通じて10月15日より発売した。

コペン GRスポーツは、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初となる軽規格の2シーターオープンスポーツ。ダイハツが、TOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツ活動を通じて培った知見を開発に活かしたOEM供給車となる。

今回、メーカーという垣根を取り払い「もっといいクルマづくり」を目指して、トヨタの商品ラインアップにはないライトウェイトスポーツ「コペン」と「GR」が理想とする走りの味を融合。路面や車体の挙動をダイレクトに感じられ、スポーツカーらしいハードな乗り心地が楽しめる「コペン」の可能性をさらに広げ、気軽にスポーツドライブを楽しめる「GR」のエントリーモデルとして誕生した。

トヨタ コペン GRスポーツトヨタ コペン GRスポーツ
コペン GRスポーツは、、ボディ剛性や足回りのチューニングを中心に開発を進め、フロントブレース追加やセンターブレースの形状変更など、ボディの最適な剛性バランスを実現。造り込んだボディ剛性に対して、サスペンションのスプリングレートを最適化し、専用ショックアブソーバーとの組み合わせによって、しなやかな動きと接地感のあるフラットな乗り味を追求した。

また、専用チューニングの電動パワーステアリングと相まって、ステアリング操作とクルマの動きとの一体感醸成に寄与。軽だからこそのエンジンパワーを使いきれる喜び、ライトウェイトスポーツらしい、意のままに車両をコントロールする「気持ち良さ」を提案する。

トヨタ コペン GRスポーツトヨタ コペン GRスポーツ
デザインは、走るための機能性を優先。フロントフェイスには、水平・垂直を基調とした、「GR」のアイコンとなる「Functional MATRIX」グリルを採用した。冷却性能向上に貢献する大開口ロアグリルと、走行性能向上に寄与するアンダースポイラー形状のフロントバンパーが精悍さを表現するとともに、低重心、ワイド&ローも強調。さらに、バンパー側面の延長やフロントバンパーエアアウトレットの設定などにより、空力性能の向上も図った。

トヨタ コペン GRスポーツトヨタ コペン GRスポーツ
インテリアは、専用レカロシート、専用自発光式3眼メーターの採用により走りへの期待感を、専用ピアノブラック調加飾のセンタークラスターが上質感ある雰囲気を演出。また、電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を標準装備し、オープンエアの爽快感を手軽に味わうことができる。

ボディカラーは全8色、内装色はブラック。価格はCVTが238万円、5速MTが243万5000円。

あわせて、カスタマイズパーツ「GR PARTS」をコペン GRスポーツにも設定し、発売。空力性能に加えワイド&ローなスタイリングを演出するフロントスポイラーやサイドスカート、リヤサイドスポイラーをはじめ、フロントコーナースポイラー、リヤトランクスポイラーなどを取り揃える。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  4. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る