[car audio newcomer]トヨタ ヴォクシー by SOUND WAVE 後編…かなり調べて悩んだ

car audio newcomer! トヨタ ヴォクシー(オーナー:渡邉隆広さん) by  SOUND WAVE 後編
car audio newcomer! トヨタ ヴォクシー(オーナー:渡邉隆広さん) by  SOUND WAVE 後編全 7 枚

スピーカー交換に始まったプロショップでのオーディオインストール。サブウーファーの追加に続いて、フロントスピーカーのグレードアップなど徐々に高音質化を実践中だ。オーナーのリクエストに応えた取り付けや調整を実施するのは茨城県のSOUND WAVEだ。

音の根幹となるフロントスピーカーを
大幅にグレードアップして音質を向上

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プロショップで組まれた友人のクルマのオーディオの音の良さに影響を受けたオーナーの渡邉さん。スピーカー交換に始まり、半年後にはサブウーファーを追加するなど、定期的なシステムアップを楽しんでいる。そして3回目のシステム変更として選んだのはスピーカーのグレードアップだった。

「最初に取り付けたスピーカーも気に入っていたんですが、もっとグレードの高いスピーカーにするとどうなるんだろうと、興味があったんです。それからは、いろいろなスピーカーをチェックして、次に取り付けるスピーカーを探し始めました」。

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ショップのスタッフに話を聞いたり、Webでユニットを調べるなど、次期候補のスピーカー探しを楽しんだオーナー。同時にブランドやユニットの知識も蓄積していった。

「かなり調べて悩んだのですが、前回のシステム変更で取り付けてもらったグラウンドゼロのサブウーファーのフィーリングがすごく良かったので、フロントスピーカーもグラウンドゼロにしました。そもそも最初に聴いた友人のクルマにもグラウンドゼロの3ウェイスピーカーを使っていたんです。その音が頭の中に残っていたのも決め手でした」。

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こうしてフロントスピーカーにグラウンドゼロの2ウェイをチョイス。トゥイーターにはGZPT28SX、ミッドバスにはGZPK16SQを組み合わせた。取り付けは前のスピーカーから大きく変えることなく、Aピラーにトゥイーターを埋め込み処理、ミッドバスはドアにインナーバッフルで取り付けるスタイルを取った。大きくインストールを変更すること無く、ユニットのグレードアップを楽しむという、効率の良いシステムアップとなった。

パワーアンプやDSPの追加で
ドライブ能力や調整力をアップ

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今回のシステムアップではスピーカーの交換に加えて、DSPとパワーアンプの追加もメニューに加えた。フロントスピーカーの調整能力のアップ、さらには外部アンプによる駆動力アップを狙った総合的なシステム変更となった。DSPにはヘリックスのDSP PRO MKIIをチョイス。定番のDSPで調整能力の高さは定評がある。フロント2ウェイ+サブウーファーをマルチでコントロールする絶好の環境を整えた。またフロントスピーカーをドライブするパワーアンプとしてはグラウンドゼロのGZPA reference 4xsをチョイス。スピーカー群をグラウンドゼロで統一したこともあって、パワーアンプは迷うこと無く同ブランドでの統一となった。

前編で紹介したサブウーファー取り付けの際にも“サーフボードの積載性を考えて車室内は大幅にスポイルしたくない”というニーズがあったので、パワーアンプなどの設置でも、そのスタンスを踏襲。そこでパワーアンプ+DSPはラゲッジのフロア下にある収納スペースに収めることにした。ヴォクシーのラゲッジフロアの下には十分なスペースがあるため、サブウーファー用のパワーアンプを含めた2台のパワーアンプとDSPを収めるには十分なスペースだった。

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「将来的にはパワーアンプやDSPの取り付け部分も見直して、しっかり作り込んででデザインする方向で考えています」。

現状でも美しくラックが組まれて各ユニットが設置されているが、オーナーはすでに次を見せているようだ。

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まだまだ続くシステムアップ
高音質化への探究心も向上中

大幅なシステムアップを果たして納車された愛車は大きく進化していた。そのファーストインプレッションをうかがった。

「クルマが完成して初めて聴いた音はとにかく凄かったです。オーディオの再生をはじめて、最初の一音でその違いがわかりました。まずは音の厚みが全然違っていました。音がぐっと前に出る感じもすごく強くなっているように感じます。さらに空間から音が出ている感じが一層強くなったのも良いところでした」。

大満足のシステムアップを果たして渡邉さん。しかし“もっと良い音にしたい”という欲求は止まるところを知らず、すでに次のプランを考え中だ。

「R&Bを良く聴くんですが、曲調からも低音が大切なんです。そこでサブウーファーのコントロールをしたいと思っています。DSPに操作部を追加して、いくつかのメモリーを切り替えて聴く仕様にしたいと考えています。その時にはシーンに合わせたいくつかのメモリーを作ってもらって使い分けられれば良いですね」。

さらに、スピーカーのグレードアップもまだまだ続きそう。

「ドアスピーカーのアウターバッフル化も考えています。スピーカーのポテンシャルを引き出していくとどうなるのかも気になるところです。そして将来的にはフロント3ウェイにしてみたいです。オーディオはやればやるほど音が良くなっていくのが本当に楽しいですね。次のメニューを考えるのも楽しみです」。

一気にシステムを組み上げるのでは無く、時間を掛けて徐々にシステムアップするスタイルを取ってきたオーナー。自分のペースで、ひとつひとつの音の違いを体感して楽しむことで、次のシステムアップの方向性を決めてきた。「今はオーディオの楽しさにどっぷり浸かっています」という言葉の通り、オーディオの醍醐味を存分に味わっているのがよくわかった。こんなスタンスのオーディオの楽しみ方もありだ。

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《土田康弘》

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