【トヨタ C-HR 新型まとめ】走りとデザインにこだわり…価格や試乗記、変更点

トヨタ C-HR G(ブラック×エモーショナルレッドII)
トヨタ C-HR G(ブラック×エモーショナルレッドII)全 8 枚

トヨタの次世代型プラットフォーム「TNGA」を搭載するコンパクトクロスオーバー『C-HR』。TNGA第2弾となるC-HRは、クルマのデザインと走りを重視して開発が進められたという。さらに、2019年10月にはマイナーチェンジを受け、GRスポーツの設定がされた。

目次

  1. TNGA第2号車となるコンパクトSUV、デザインと走りを追求…251万6400円から
  2. 古場開発担当主査「他と違うものを目指した。競合車はない」
  3. 他とは違う独特なプロポーションで犠牲になった荷室にもこだわり
  4. 【ターボ 試乗】使い勝手がスタイルの犠牲になっていない…島崎七生人
  5. 【ハイブリッド 試乗】加速感は面白みに欠けるが…中村孝仁
  6. 【700km試乗】実用性に欠けるのも「トヨタのねらい通り」…井元康一郎
  7. 改良新型、ワイドスタンス強調でスタイリッシュに進化、GRスポーツも新規設定
  8. 【GRスポーツ 試乗】マイチェンで明確になった「スポーツ」の存在意義…佐藤久実

TNGA第2号車となるコンパクトSUV、デザインと走りを追求…251万6400円から

トヨタ自動車は、新型コンパクトSUV『C-HR』を12月14日に発売した。なおC-HRは、2017年1月2日・3日に開催される箱根駅伝の運営車両として使用される予定だ。

トヨタは、C-HRを新世代プラットフォーム「TNGA」の第2号車として投入する。TNGA第1号車の『プリウス』とプラットフォームを共通にしながらも、世界の様々な道での走行テスト・欧州の一般道路でのステアリングやショックアブソーバーのチューニングなど、運動性能にこだわってC-HRならではの味付けを実施。TNGAがもたらす高い基本性能に、運動性能を高める「味付け」を施し「我が意の走り」を実現している。

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古場開発担当主査「他と違うものを目指した。競合車はない」

トヨタ自動車は12月14日、新型コンパクトクロスオーバー『C-HR』を発売した。大径タイヤを装着しながらも全高を1550mmに抑えたスタイルが特徴で、価格は251万6400~290万5200円。

C-HRの開発担当主査を務めるミッドサイズビークルカンパニーの古場博之MS製品企画ZE主査は「これまでに見たことのないディスティンクティブ(独特な)プロポーションを目指して開発したので、競合車はない」と言い切る。

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他とは違う独特なプロポーションで犠牲になった荷室にもこだわり

トヨタ自動車が12月14日に発売した新型コンパクトクロスオーバー『C-HR』の開発担当主査を務めるミッドサイズビークルカンパニーの古場博之MS製品企画ZE主査は「他とは違う独特なプロポーションを狙って開発した」と語る。

具体的には「C-HRの全高は1550mmでタイヤサイズは690mmと、比率にすると44.5%で、全高に対して非常にタイヤを大きくするという形になる。他のコンパクトSUV、クロスオーバーの中でもタイヤの大きさはダントツの比率になる。これにより力強いアンダーボディーのイメージを造り出した」と古場主査は解説。

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【ターボ 試乗】使い勝手がスタイルの犠牲になっていない…島崎七生人

「カッコと走りがポイント」と、開発責任者の古場博之主査はいう。あえて裏は返さないが、TNGAの新プラットフォームを得て、トヨタ車としては、かつてないこだわり、実力のクルマに仕上がっていますよ…とメッセージが発せられたのだと受け止めた。

試乗車はターボ+4WDモデルの「G-T」。先のプロトタイプ試乗で、自然な身のこなしが秀逸に思えたモデルだったが、晴れて試した一般公道でもその印象は変わらなかった。

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【ハイブリッド 試乗】加速感は面白みに欠けるが…中村孝仁

『C-HR』という名前を聞いて、他の某国産メーカーの車名と勘違いしそう…なんて思った人も少なくないと思う。これ、実は開発コードをそのまま車名にした結果こうなったとのことだった。

普通、開発コードだとアルファベットと番号の組み合わせが一般的。そうならなかったのは、このクルマにかなりの思い入れがあったことと、「お金使っても良いぞ」指令が出ていたことで、とりわけ足の決定にはわざわざニュルブルクリンクにまで持ち込んで評価をするなど、この種のクルマとしては異例なほど練りに練ったものだった。そして車名決定に際して、グローバルマーケットと国内市場を同名で出したいという見地から、開発コードをそのまま使う決定を下したところ、上手い具合にこの車名が抑えられておらず、トヨタとしては異例の車名になったとのことであった。

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【700km試乗】実用性に欠けるのも「トヨタのねらい通り」…井元康一郎

トヨタ自動車が昨年12月に投入したCセグメントクロスオーバーSUV『C-HR』で700kmほどツーリングする機会を得た。ロングドライブと言うにはちょっと短いが、インプレッションをお届けする。

セリカをめざしたスペシャリティカー

C-HRは同社の主力ハイブリッドカー『プリウス』と基本コンポーネントの多くを共有する形で開発された。パワートレインは1.8リットル直4+ハイブリッドシステムのFWD(前輪駆動)と、1.2リットル直噴ガソリンターボ+CVTのAWD(4輪駆動)の2種類があり、今回テストドライブしたのは後者、ガソリンターボの「S-T」というベースグレード。

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トヨタ C-HR S-T。桜の咲く栃木・渡良瀬遊水地にて。トヨタ C-HR S-T。桜の咲く栃木・渡良瀬遊水地にて。

改良新型、ワイドスタンス強調でスタイリッシュに進化、GRスポーツも新規設定

トヨタ自動車は、コンパクトSUV『C-HR』をマイナーチェンジするとともに、新たに「GRスポーツ」を設定し、10月18日より販売を開始した。

今回のマイナーチェンジでは、エアインテークを左右に広げ、ワイドスタンスを強調するとともに、フロントフォグランプをエアインテーク上部に配置。「G」、「G-T」、「S GRスポーツ」、「S-T GRスポーツ」のヘッドランプは、上部に長く伸びるLEDクリアランスランプをデイライトとターンランプのダブルファンクションとし、リヤコンビネーションランプにはシーケンシャルターンランプを採用。ワイドスタンスを強調するフロント&リアスタイルとすることで、よりスタイリッシュに進化した。

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  • トヨタ C-HR S GRスポーツ(ブラック×ホワイトパールクリスタルシャイン)
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【GRスポーツ 試乗】マイチェンで明確になった「スポーツ」の存在意義…佐藤久実

性能の違いよりもキャラクターの違い

トヨタ『C-HR』がマイナーモデルチェンジし、「GRスポーツ」が追加された。C-HRは2016年に登場すると、あっという間に人気を博し、このセグメントの年間販売台数No.1になった。個性的でキャラの立ったデザインとハンドリングの良さが、人気の理由の筆頭に挙げられるだろう。

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《滑川寛》

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