大型バス 日野セレガ/いすゞガーラ、1万7000台をリコール 補助ブレーキが効かなくなるおそれ

改善箇所説明図
改善箇所説明図全 1 枚

日野自動車といすゞ自動車は11月19日、大型バスの日野『セレガ』およびいすゞ『ガーラ』のクラッチスイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2005年8月26日から2019年7月29日に製造された1万7295台。

クラッチスイッチの車両への取付角度が不適切なため、可動接点用シャフトとリターンスプリングが擦れて発生する摩耗粉が接点の表面に付着することがある。そのため、クラッチをつないだ際に導通不良となり、補助制動装置が作動しないおそれがある。

改善措置として、全車両、クラッチスイッチを対策品に交換する。

不具合は161件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る