ドバイ警察、話題のテスラ『サイバートラック』をポリスカーに採用へ

テスラ サイバートラック ドバイ警察車両
テスラ サイバートラック ドバイ警察車両全 7 枚

アラブ首長国連邦・ドバイ警察は、先日衝撃デビューを果たしたテスラの電動ピックアップトラック、『サイバートラック』をポリスカーとして導入することを発表、その画像を初公開した。

ドバイ警察といえば、最高速度400km/h、1000psを叩き出すブガッティ『ヴェイロン』を筆頭に、強化されたポルシェ『918スパイダー』、アウディ『R8』、ベントレー『コンチネンタルGT』、マクラーレン『MP4/1』、ランボルギーニ『アヴェンタドール LP700-4』、フェラーリ『FF』、アストンマーティン『One-77』の他、日本が誇る日産『GT-R』など14台以上のスーパーカーを所持し、総額は10億円ほどになると言われる。

サイバートラックには3種のEVパワートレインが設定されており、0-100km/h加速のパフォーマンスでは、シングルモーターが6.5秒以内、デュアルモーターが4.5秒以内、トリプルモーター「Plaid」が2.9秒とスーパーカー並の性能で、1回の充電による航続はそれぞれ402km、483km、805kmとされる。

また最高出力が800ps、最大トルク1000ポンドフィート(1,356Nm)を発揮すると予想されており、前出のスーパーカーに劣らぬパフォーマンスを持つ。

コンポーネントには高強度ステンレス銅や装甲ガラスなどを採用、ズバ抜けた耐久性と乗員保護性を備えている点からも、警察車両としてはうってつけと言えそうだ。

公開された車両は、ホワイトを基調にグリーンのロゴやアクセントを加え、ドバイ警察らしいデザインとなっている。

ドバイ警察では、このポリスカーを2020年に導入すると発表している。しかしテスラは、このサイバートラックのエントリーモデルとミッドグレードを2021年後半まで生産開始せず、ハイエンドグレードに関しては2022年に生産開始するとアナウンスしており、大富豪ドバイ警察を最優先で納車する可能性もある。

やはりそう来たか...ドバイ警察、話題のテスラ サイバートラックをポリスカーに採用へ!

《Spyder7 編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る