FCA、電動化を加速…2020年にグローバル製品開発が新体制へ

現行フィアット500のEV、500 e(参考画像)
現行フィアット500のEV、500 e(参考画像)全 3 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は12月12日、新たなグローバル製品開発体制を2020年に導入すると発表した。

新体制は、電動化、自動運転、コネクティビティの開発を加速させるのが狙いだ。これらの市場投入までの時間を短縮し、技術革新のペースを速めていく。

FCAは今後5年間に、総額90億ユーロを投じて、新型電動パワートレイン車を30車種、世界市場で発売する計画だ。まずは、ジープ『コンパス』、『レネゲード』、『ラングラー』にプラグインハイブリッド車(PHV)を設定する。

また、フィアットブランドの乗用車と商用車に電動モデルを用意する予定だ。マセラティは、EVやハイブリッド車、レベル3の自動運転技術の実用化に向けて、16億ユーロを投資する。

またFCAは、パワートレイン部門と車両エンジニアリング部門を統合する。従来、パワートレインエンジニアリングは、車両製品開発プロセスから独立していた。新しいフラットな製品開発体制は、意思決定の迅速化と世界中のエンジニアリング能力のフル活用を可能にする、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る