オン・セミコンダクター(ON Semiconductor)は12月16日、米国ラスベガスで2020年1月に開催されるCES 2020において、電動車向けの新型インバータなどの新技術を初公開すると発表した。
新型インバータには2種類があり、EV、プラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車など、あらゆる種類の電動パワートレイン車のメイントラクションインバータとして開発された。
その特長は、クラス最高の電気的性能と熱性能にあるという。また、メカニカルな再設計を最小限に抑えることにより、出力80kWから300kWの広い範囲に対応するという。
この他、オン・セミコンダクターは、CES2020に車両電動化コーナーを設け、マイルドハイブリッド車向けの一体型48V搭載のロード保護機能・管理システムや、BSG/ISGアプリケーション向けの高効率・高電力密度ソリューションの48Vスターター/ジェネレータ・パワーステージ設計などを出展する予定だ。
さらに、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転、IoT(モノのインターネット化)、インダストリアル&クラウドパワーなども、CES2020で紹介する、としている。