自工会 豊田会長「各社がワンチームになった結果」…130万人来場の東京モーターショー2019

日本自動車工業会 豊田章男 会長
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日本自動車工業会の豊田章男会長は12月19日に都内で開いた定例会見で、当初目標を上回る130万人が訪れた東京モーターショー2019について「自動車メーカー各社がワンチームでお客様の方だけを向いた動きができたからこその130万人だった」と振り返った。

豊田会長は東京モーターショー2019の開幕まで1か月に迫った9月の定例会見で、来場者数100万人を目標として掲げたが、「100万人の目標に対し130万人のお客様にご来場頂くことができた。目標を掲げた時、自信があったかと言われれば自信も確信もなかった」としながらも、「ただ100万人の目標値とともに我々が伝えたかったことは自動車産業だけではなく、多くの仲間とともに未来を創っていかなければならない、そのためにモーターショーを本気で変えていこう、そんな思いがあった。それが多くの方に届き、東京モーターショーに行ってみようという気持ちになって頂けたのではないか」と評価した。

「私も会期の半分くらいは現場にいることができた」と明かしたうえで、「社会科見学の小学生たち、多くの親子連れ、なかには若いカップルのデートなど、今までの東京モーターショーでは見ることがなかった光景が見られた。来場者数の数よりも、これが本当にうれしい結果だったと思う」とも述べた。

目標値を上回る動員を実現した一方で、「展示棟に入るための長い行列や会場間のバス不足などせっかくお越し頂いたお客様にご不便もかけてしまった」ことも反省しつつ、「こうした事実についてもメディアやいろいろな方が随時、SNSなどでレポートを上げてくれた。それらをリアルタイムに見れたおかげで我々も即時に対策をとることができた」と付け加えた。

その上で「最後までお客様のストレスをゼロにすることはできなかったが、各社が持っているバスをかき集めるなど、お客様が笑顔になれないことが起きた時、自動車メーカー各社がワンチームでお客様の方だけを向いて、即断即決で対応を決めてきた。会社の壁を越えてこうした動きができたからこその130万人だったと思う」と強調した。

一方、2021年に開催する次回のモーターショーについては「お客様の想像をはるかに上回るような未来を提案していかないといけない。そんな気概を持って準備を進めていく。来年はオリンピック・パラリンピックの年、東京を舞台にした自動運転の実証実験も始まっている。技術をさらに高めていき2年後のモーターショーでは自動運転車両が会場間を走ったり、開催する街全体がタイカンブースになっているような、そんなモーターショーを実現できればと思っている。ご期待頂きたい」と締めくくった。

《小松哲也》

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