ヒュンダイモーター(Hyundai Motor)は、1月7日(日本時間1月8日未明)に米国ラスベガスで開幕するCES 2020でワールドプレミアする空飛ぶ車の最初のコンセプトモデルの画像を公開した。
ヒュンダイモーターは2019年秋、空飛ぶ車の開発部門を設立した。CES 2020では、部門立ち上げ後、初の成果となるコンセプトモデルを初公開する予定だ。
ヒュンダイモーターが開発を進めている空飛ぶ車は、「PAV」の機能を持つ。PAVは、「パーソナル・エア・ビークル」の略だ。空を利用することにより、道路の渋滞を緩和し、都市の通勤者に時間的なゆとりを与えることを目指す。
ヒュンダイモーターの空飛ぶ車の最初のコンセプトモデルは、ウーバーの航空部門のウーバー・エレベートと共同開発されている。「S-A1」と呼ばれ、最大290km/hの巡航速度、地上1000~2000フィートの巡航高度、最大100kmの飛行を想定して設計されている。
ヒュンダイ初の空飛ぶ車(イメージ。CES 2020)また、S-A1はピュアEVだ。充電は、およそ5~7分で完了する、としている。