セグウェイ がシート付きに、映画『ジュラシック・ワールド』の乗り物に着想…CES 2020

セグウェイの S-ポッド(CES 2020)
セグウェイの S-ポッド(CES 2020)全 2 枚

セグウェイ(Segway)は、CES 2020において、新たなモビリティの『S-ポッド』(Segway S-Pod)を初公開した。

S-ポッドは、空港やテーマパーク、ショッピングモールなどでの移動手段として開発されたスマートなポッドだ。立ち乗りスタイルではなく、1名乗りのシートが装備されており、着座して移動できる。

開発にあたっては、映画『ジュラシック・ワールド』シリーズに登場する恐竜を見学するための乗り物、「ジャイロスフィア」にヒントを得たという。

S-ポッドには、アダプティブな重心自動制御システムが採用された。乗員はノブを操作して、ポッドの重心を変更したり、速度を最大39km/hまで調整したりできる。方向転換は、スムーズに回転して行う。

ユーザーは、加速や減速の際に、体を前後に傾ける必要はない。また、ブレーキは重心の移動によって行われる。セグウェイによると、どのような状況でも、S-ポッドが転倒する危険性はないという。

S-ポッドには、取り外し可能なリモートコントロールシステムが装備された。S-ポッドは、都市に新しい交通手段をもたらすという目標に向かって取り組むセグウェイの最初のステップ、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る