ホンダアクセス「人と人とが繋がる」5台を展示…東京オートサロン2020

S2000 20th Anniversary Prototype(東京オートサロン2020)
S2000 20th Anniversary Prototype(東京オートサロン2020)全 58 枚

幕張メッセで開催中の東京オートサロン2020にホンダアクセスがブースを出展。「乗りもので人と人とが繋がる」をテーマに、5台のコンセプトモデルを展示している。

【画像全58枚】

2019年に『S2000』が20周年を迎えたことを記念して制作された「S2000 20th Anniversary Prototype」は、S2000のオーナーの声を反映して開発されたモデル。デザインを今風にリファインしながらも空力を重視しており、乗れば一発でわかるほど直線での走行性や旋回性能が向上しているそう。なお、フロントエアロバンパーやリアストレーキといった各部の8パーツは「20th Anniversary」商品ラインアップとして一般発売予定となっている。

ブース内でファンから熱い注目を受けていたのが、「古い車を現代に繋ぐ」をコンセプトとした『CIVIC CYBER NIGHT JAPAN CRUISER 2020』。「シビックタイプR(GF-EK9)」をベースにしたコンセプトカーで、担当者いわくデザインを今風に変更し、今の若者にカッコいいと思ってもらえるようカッコよさを追求したという。

デザイナーのこだわりが各部に見えるクールなデザインとなっているが、中でも一番のこだわりだというのが、ロゴマーク。ぱっと見「CIVIC」と書いてあるようにも見えるが、実は「CYBER NIGHT JAPAN CRUISER」の頭文字を取った「CNJC」と書かれているのだ。言われるまで筆者はなんの違和感もなく「シビック」と読んでいたため、これには少々驚いた。CIVIC CYBER NIGHT JAPAN CRUISER 2020(東京オートサロン2020)CIVIC CYBER NIGHT JAPAN CRUISER 2020(東京オートサロン2020)

大きなスロープが目を引く『KACHATTO-WAGON』(カチャットワゴン)は、『ステップワゴン』をベースとした多目的スロープ車。内部は運転席以外すべてフラットとなっており、簡単に着脱できる金具を使ってシートなどを固定できるようになっている。

この金具取り付け位置が多数用意されているため、シートの位置を調整するのはもちろん、積荷のサイズにあわせて配置を変える、車椅子を積み込むなど、目的に応じて好きなようにカスタマイズできるのが最大の特徴だ。また、従来の福祉車両は車椅子の積み込み位置が2列目までだが、KACHATTO-WAGONでは車椅子を前列の助手席ポジションまで移動することができる。

「趣味を繋ぐ車」としてデザインされた『N-WGN』のカスタマイズカー「N-WGN ROAD SIDE concept」は、昨今のデイキャンプブームを受けて制作されたモデル。

2シーターにカスタマイズされた車内後部には、「アウトドアダイナー」と社内では呼ばれているというインテリアが装着されている。折りたたみ式のイスを広げ、サイドテーブルやクーラーボックス、小物ケースを利用して、気軽にキャンプ先でおいしいものを楽しめるわけだ。これらは備え付けとなっているため、走行中にガタつくこともなく、帰宅後荷物を降ろす手間も不要だ。気ままに気軽に、キャンプをはじめとした趣味を楽しむためのコンセプトモデルとなっている。

ちなみに、車のフロントとリアには、正面から見るとうっすら文字が見えるといった仕掛けが。ブースを訪れた際はその目で確認してもらいたい。

AIBOU(東京オートサロン2020)AIBOU(東京オートサロン2020)未来のホンダユーザーである子供向けに「初めてのホンダ車」として作られた『AIBOU』(アイボウ)。透明素材のバルーンで包まれたポップな車内には、本物の車顔負けのコントローラー型ハンドルが取り付けられており、パドルシフトのように右側の裏を押さえればアクセル、左側の裏を押さえればブレーキと、直感的に運転が可能になっている。▲のボタンを押せば前進・後進のシフトが切り替わり、さらには前のAIBOUを自動追尾する通称「カルガモ走行」や、通話が可能なボタンまで用意されている本格仕様だ。

ホンダアクセス(東京オートサロン2020)ホンダアクセス(東京オートサロン2020)これら5台のほかに、ホンダアクセスが手掛ける「モデューロX」シリーズとして『フリード』、『フィット』、『ヴェゼル』の3台もホンダのブースで展示されている。

3台ともモデューロXシリーズの特徴である走りやすさ、安定性を重視した、ただのパーツカスタマイズではないトータルとしてのグレードアップが施されており、特に空力面のこだわりが強く見て取れた。フリード、フィットの2台はフロントサイドに旋回時に効果を発揮する特徴的なフィンが付いているほか、テスト走行を何度も微調整を重ねたというフロントバンパーの角度など、徹底的な性能追求が行われている。

内装面でもフリード、フィットは滑りにくくなるようシートの表皮を変更、ヴェゼルでは専用のスポーツシートが設置されている。これらはすべて「疲れにくくて快適で安全な走り」を実現するためであり、その加速性能の違いや旋回時の安定性は、一度乗ればオリジナルの車との違いがハッキリわかるほどだという。ワンランクもツーランクも上のドライブを楽しめるモデューロXシリーズも要チェックだ。

《二城利月》

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