ロボタクシーなどサービス展開までを考えた自動運転ソリューション…オートモーティブワールド2020

AutoXの自動運転サービスの包括的ソリューション(オートモーティブワールド2020)
AutoXの自動運転サービスの包括的ソリューション(オートモーティブワールド2020)全 4 枚

シリコンバレーのベンチャー、AutoXは自動運転車両のソフトウェアソリューション一式を扱うベンダーだ。「一式」に含まれるのはセンサーフュージョン、レベル4対応の自動運転制御ソフト、高精度地図、クラウドプラットフォームなど。

【画像全4枚】

センサーフュージョンにはLiDAR、レーダー、各種カメラといった自動運転に必要なソフトウェアとAIによる画像認識モジュールが含まれる。レベル4自動運転に必要なソフトウェアモデル、GPSと3D高精度地図モデル、2点間の自動運転制御、運行管理や配車、自動運転に対応するクラウドプラットフォームをカバーし、各社の自動運転車両および自動運転サービスに対して、各種のソリューションを提供している。

国内でいえば、ZMPに似ている立ち位置といえばイメージしやすいが、AutoXの担当者に言わせると、ZMPは、自動運転の車両や制御システムなどハードウェアが強いが、AutoXは、ソフトウェアソリューション、サービスソリューションなどアプリケーションに寄せているという。

そのため、同社のソリューションは、特定の車両、ハードウェアに依存しない。サービス事業者向けに、予約や配車、車両メンテナンスを処理するクラウドプラットフォーム、フロントエンドも同社の提供範囲となる。

北米、中国での採用実績が高く、公道での自動運転許可、自動物流運転許可を取得している。カリフォルニア州では実際にロボタクシーを走らせているという。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  4. スバル『REX』、初の1.0Lターボエンジン搭載…新登場の4WDモデルは218万7900円から
  5. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る