BMW M3 と M4 次期型、2020年のデビューが確定

S58型直6ツインターボは500hp以上

現行型は最大出力431hp

コンセプト4と同じ縦長のキドニーグリル採用の可能性

BMW M4 GT3 次期型のイメージスケッチ
BMW M4 GT3 次期型のイメージスケッチ全 15 枚

BMWは、次期『M3セダン』(BMW M3 Sedan)と次期『M4クーペ』(BMW M4 Coupe)を、2020年にワールドプレミアすると発表した。

【画像全15枚】

次期M3 セダンは、新型『3シリーズセダン』がベースの高性能なMモデルだ。また、次期M4クーペは、BMWが現在開発を進めている次期『4シリーズクーペ』がベースの高性能なMモデルになる。

S58型直6ツインターボは500hp以上

次期M4クーペには、最大出力500hp以上を引き出すBMW M ツインパワーターボテクノロジーを採用した6気筒エンジンを搭載する。このエンジンは、「S58」型と呼ばれる直列6気筒ガソリンツインターボエンジンだ。BMWによると、市販車とレーシングカーでエンジンを共用するという。

すでに、新型『X3M』と新型『X4M』に搭載されているこの3.0リットル直6ツインターボエンジンは、「コンペティション」仕様の場合、最大出力510hp/6250rpm、最大トルク61.2kgm/2600~5950rpmを発生する。

トランスミッションは8速ステップトロニックで、駆動方式は4WDのxDrive。『X3Mコンペティション』と『X4Mコンペティション』は、0~100km/h加速が4.1秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能だ。オプションの「Mドライバーズパッケージ」では、リミッターが解除され、最高速は285km/hに到達する。BMWコンセプト4(参考画像)BMWコンセプト4(参考画像)

現行型は最大出力431hp

現行M4クーペとM3セダンには、直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する。最大出力は431hp/5500~7300rpm、最大トルクは56.1kgm/1850~5500rpmを引き出す。トランスミッションは、6速MTと7速デュアルクラッチの「DCT」。6速MTは先代よりも12kg軽く、シフトダウン時にエンジン回転数を合わせるスロットルブリッピング機能が付く。

動力性能はM4クーペの場合、0~100km/h加速は7速DCTが4.1秒、6速MTが4.3秒。最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。BMWコンセプト4(参考画像)BMWコンセプト4(参考画像)

コンセプト4と同じ縦長のキドニーグリル採用の可能性

BMWは、次期M4 クーペがベースのレーシングカー、「M4 GT3」のイメージスケッチを1点公開している。注目できるのは、キドニーグリルのデザインだ。BMWが2019年秋、フランクフルトモーターショー2019で初公開した『コンセプト 4』と同じく、垂直志向のキドニーグリルが採用される。コンセプト4は、次期4シリーズクーペを示唆したコンセプトカーだ。

コンセプト4の特長は、大胆なフロントマスクにある。従来、4シリーズクーペのフロントマスクは、3シリーズセダンと大きな違いはなかった。次期型では、3シリーズセダンとデザインの面で決別し、4シリーズクーペの個性がいっそう追求される可能性が出てきた。

コンセプト4では、BMWのアイデンティティのキドニーグリルが、縦に大型化されている。縦長のグリルは、BMWのフロントマスクに、過去の輝かしい伝統を取り入れたものだ。その形状とデザインは、BMW 『328』やBMW 『3.0CSi』など、伝説的なクラシックモデルを参考にしており、BMWブランドのクーペの長い歴史と成功に、スポットライトを当てるものになるという。

このキドニーグリル内部には、複雑な格子パターンを採用する。グリルの下部のクリアプレートには、「コンセプト4」のロゴが配された。スリムなツインヘッドライトは、わずかに角度が付けられており、キドニーグリルとともに、コンセプト4のフロントエンドに力強さを表現している。

《森脇稔》

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