「タッチしやすい自動改札機」…ICカードのタッチ部が斜め JR東日本が2月1日から実証実験

従来の改札口。写真は鎌倉駅。
従来の改札口。写真は鎌倉駅。全 2 枚

JR東日本は1月29日、「タッチしやすい自動改札機」の実証実験を2月1日から開始すると発表した。

この自動改札機は、車椅子利用者や子供がICカードをタッチしやすくなるよう、タッチ部とモニターからなるICカード部が斜めに配置される。QRコードにも対応するが、その読み取り部はICカード部と判別しやすいよう離して設置される。

ICカード部の実証実験は、一般のICカード利用者を対象に新宿駅新南改札(東京都新宿区)で2月1日から、高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)で開業日の3月14日から開始され、ともに6月30日まで実施。5月11日からは、両駅で一般モニターや社員モニターを対象にしたQRコード部の実証実験も開始され、6月30日までの複数日に実施する。

なお、7~9月は試験予備期間としており、改札機は10月に順次撤去される予定。

JR東日本ではこの実証実験を通して「『斜めに配置したICカードタッチ部』と『QRコード読み取り部』のタッチしやすさをはじめ、お客さまの改札通過への影響を幅広く評価します」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る