国産車でも選ばれる機会が増えたミシュラン…ジャパンキャンピングカーショー2020

キャンピングカー専用タイヤAGILIS CAMPINGを紹介ミシュランもブースを出展。
キャンピングカー専用タイヤAGILIS CAMPINGを紹介ミシュランもブースを出展。全 10 枚

ジャパンキャンピングカーショー2020では、タイヤメーカーのミシュランもブースを出展した。タイヤに加えて、ガイドブック、オリジナルグッズを紹介していた。

【画像全10枚】

「CP規格」いわゆるキャンピングカー専用の規格で作られたタイヤがある。ミシュランの説明担当者によると、キャンピングカーは使用頻度が低く、一本だけ荷重が偏っているケースなどもあって、シビアな使用状況なのだそうだ。

「長い時間使用せずにクルマを置いておくと、タイヤの接地している箇所だけへこんでしまうことがあります。また、知らないうちにタイヤの空気圧が下がってしまうことがあり、対策として空気圧を高めに入れることもあるようですが、これもタイヤに負担をかけます」

キャンピングカーは車内にいろんな造作物が入るため、たとえば極端に右後ろが重いと、そこのタイヤが減りやすかったりする。これらを加味してCP規格タイヤは作られているのだそうだ。

展示されていた『AGILIS CAMPING』も、キャンピングカー専用タイヤとして工夫がされているという。

まず「空気圧を高めに入れる」という使い方を想定して、内部構造を強化している。さらに、空気が減ってきた場合でも耐摩耗性を高め、車重を支えることができる性能を持たせているという。

「実はミシュランは古くから農機用のタイヤを手掛けてきました。あれは空気圧が高いと空転し、そこで無茶をすると畑を痛めます。ですから空気圧を低くしなければならないのですが、それで重いトラクターの車重を支えなければならない。そういう技術がありました」

最近ではキャンピングカーの事故のニュースもしばしば耳にする。それだけユーザーの関心も高いようだ。「もともと国産車で別のタイヤを履いていたけれどAGILISにしました、と声をかけてくださる方が増えてきました。出荷履歴を見ても、近年は格段に需要が増えています。タイヤに溝があるからと言って交換を見送るのは普通のクルマ以上に危険なことですし、ローテーションで極端な偏摩耗も防げるでしょう」

《中込健太郎》

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