NEXCO中日本がイノベーション交流会の技術実証を開始、ホンダも参加

ジャパン・トゥエンティワンが実証に使う嘆願カメラ
ジャパン・トゥエンティワンが実証に使う嘆願カメラ全 3 枚

NEXCO中日本は、順次、「イノベーション交流会」で提案された技術実証を開始すると発表した。

NEXCO中日本はコンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、2019年11月から毎月勉強会を開催して、会員からの提案内容の実現性を議論してきた。

イノベーション交流会には、道路事業者、国内メーカーなど80社を超える企業・団体が参加、重点テーマ別に部会を形成して活動を進めている。今回、2つの重点テーマについて実証を開始し、その結果を踏まえて、業務への導入が可能か検証を進めていく。

重点テーマ「移動体監視による路面状況等把握の効率化」では、ホンダが「走行車両情報や気象情報、冬季路面の撮影画像をもとに、冬季路面の走行リスクの定量的把握の精度」、ジャパン・トゥエンティワンが「車両に搭載したカメラ画像データの経年変化を分析し、現場状況把握の迅速性」、日立ハイテクノロジーズが「事故発生リスクの予測アルゴリズムと道路構造や天候などの情報をもとに事故発生リスク予測」などを実証する。

重点テーマ「変状データ分析・維持修繕計画策定の高度化」では、イクシスと凸版印が「点検ロボットによる変状データから橋梁の三次元形状計測をおこない、ひび割れ抽出」、ベイシスコンサルティングが「変状データに基づく劣化予測や要因分析などの精度」などを実証する。

《レスポンス編集部》

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