タクシー配車アプリのMOVとJapanTaxiが統合、配車可能台数は10万台規模に 

自動車 ビジネス 企業動向
MOVとJapanTaxiが統合
MOVとJapanTaxiが統合 全 1 枚 拡大写真

DeNAと日本交通は、両社のタクシー配車アプリ等に関する事業を4月1日付けで統合することを発表。統合後は配車可能なタクシー車両数が約10万台となる。

今回の統合では、DeNAが運営する次世代タクシー配車アプリ「MOV」等の事業と、日本交通の子会社であるJapanTaxiが運営するタクシーアプリ「JapanTaxi」等の事業を統合する予定。統合後は、JapanTaxiの共同筆頭株主は日本交通とDeNAとなり、社名も新たに、新体制で事業を推進していく。

MOVはAIを活用する次世代タクシー配車アプリ。空車走行中のタクシーも確認でき、乗客は予想到着時間を事前確認した上で、指定場所への配車依頼ができる。さらにタクシー乗務員と利用客の現在地を確認できる機能や通話機能、定型メッセージを送り合える機能を実装。神奈川県、東京都、大阪府・京都府、兵庫県など、都市圏を中心に順次全国各地へと拡大している。

JapanTaxiは、国内最大級のタクシー配車アプリ。乗客自身で決済処理を行う後部座席設置型「JapanTaxiタブレット」を展開。決済機とデジタルサイネージを兼ね備えるJapanTaxiタブレットは、ドライバーと乗客の利便性を高め、全国のタクシー事業者に選ばれている。

新体制では、JapanTaxiが有する幅広い展開エリアや提携台数、タクシー専用ハードウェアなどの強みと、MOV事業のAIやインターネットによる技術開発・サービスづくり、神奈川・東京・京阪神エリアにおける事業基盤の強みを活かし、公共インフラであるタクシーをより一層進化させていく。なお、今回の統合により、配車可能な車両数は約10万台となる予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  6. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  7. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  8. 純正ルックで音質激変! アルファード乗り必見の「ビーウィズ・ルーセント」装着インプレッション
  9. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  10. バブル直後、520万円で発売された伝説のバイクに出会った…知る人ぞ知る「ホンダNR」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る