ゴードン・マレー、自動運転の小型EV発表 2-5年以内の量産目指す

ゴードンマレーデザイン社のモーティブ
ゴードンマレーデザイン社のモーティブ全 6 枚
有名デザイナーのゴードン・マレー氏が率いるゴードンマレーデザイン社は2月11~12日、英国ロンドンで開催された「MOVE 2020」ショーにおいて、自動運転の小型EV『モーティブ』(MOTIV)を初公開した。

モーティブは1人乗りの「ポッド」で、個人のモビリティやラストマイル配送での使用を想定している。ゴードンマレーデザイン社の「iStreamSuperlight」テクノロジーを導入し、コンパクトなシングルシーター車を設計した。ボディサイズは、全長2537mm、全幅1310mm、全高1628mm。

最大出力27hpの電気モーターを搭載し、最高速65km/hの性能を発揮する。バッテリーは蓄電容量が17.3kWh。1回の充電で、最大100km(WLTP計測)の航続を可能にする。急速充電機能を備えており、40分で最大80%のバッテリー容量を充電できる。

モーティブには、iStreamSuperlightテクノロジーを利用し、シャシー、ボディパネル、ドアなどに超軽量の高強度押し出しアルミ素材を採用する。これにより、車両重量を450kg(バッテリーを除く)以下に抑える。それでいて、欧州の乗用車の衝突安全基準に適合する。

なお、ゴードンマレーデザイン社は、モーティブを2~5年以内に大量生産することを目指す、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る