メルセデスAMG G63 新型にワンオフ、高級パワーボートとのコラボモデル

パワーボートと共通イメージのエクステリア

4.0リットルV8ツインターボは585hp

伝統の悪路走破性をさらに追求

フルデジタルコックピット

メルセデスAMG G63 シガレットエディション
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メルセデスベンツは2月13~17日、米国で開催されたマイアミ国際ボートショー2020において、新型メルセデスAMG『G63』のワンオフモデル、メルセデスAMG 『G63シガレットエディション』(Mercedes-AMG G 63 Cigarette Edition)をワールドプレミアした。

シガレットレーシング社は、1969年創業のラグジュアリーパワーボートのトップメーカーだ。メルセデスAMGとシガレットレーシングは、2007年にコラボレーションを開始し、水上、陸上のそれぞれで、究極のパフォーマンスを実現することに注力している。

シガレットレーシングは、マイアミ国際ボートショー2020において、メルセデスAMGとの12回目のコラボレーションモデル、「チーム59 Tirranna AMG エディション」を初公開した。最大出力2700hp、最高巡行速度128km/hを誇るパワーボートだ。

パワーボートと共通イメージのエクステリア

このパワーボートのモチーフを取り入れたのが、メルセデスAMG G 63シガレットエディションだ。専用のデザイン仕上げと特別なディテールを採用することにより、メルセデスAMGとシガレットレーシングチームの最新コラボレーションを表現している。メルセデスAMG G63 シガレットエディション

AMG パフォーマンススタジオのスペシャリストは、独自のゴールドデザインのAMGダイヤモンドパターンを施したブラックメタリックボディを完成させた。22インチのメルセデスAMGクロススポーク鍛造ホイールには、ホイールセンターキャップとリム部分に、金色のアクセントが配される。

メルセデスAMG G 63シガレットエディションには、AMGナイトパッケージ、ダーククローム仕上げのラジエーターグリル、バンパーガード、マットブラック仕上げサイドエントリーボードを装備した。車両のロゴは、光沢ブラックで仕上げられる。

メルセデスAMG G 63シガレットエディションのインテリアには、マキアートベージュとダークブルーのツートンカラーのナッパレザーを使用する。ダークカーボンナッパ仕様のカーボンファイバー製AMGパフォーマンスステアリングホイールも装備した。フロアマットと助手席前方のグリップハンドルには、シガレットレーシングのサインが添えられる。メルセデスAMG G63 シガレットエディション

4.0リットルV8ツインターボは585hp

新型メルセデスAMG G63には、ダウンサイズエンジンを搭載する。先代モデルの5.5リットルV型8気筒ガソリンツインターボを、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボに置き換えた。

この4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力585hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2500~3500rpmを発生する。トランスミッションは「AMGスピードシフトTCT 9G」で、駆動方式はAMGパフォーマンス仕様の4WD「4MATIC」だ。前後の駆動トルク配分は、40対60を基本とし、路面状況や走行状況に合わせて、変化する。

サスペンションやブレーキなど、足回りを強化し、内外装には、AMGらしいスポーツテイストが盛り込まれる。新型メルセデスAMG G63の動力性能は、0~100km/h加速が4.5秒、最高速が220km/h。ドライバーズパッケージでは、最高速が240km/hに引き上げられる。

伝統の悪路走破性をさらに追求

フロントアクスルのダブルウイッシュボーンは、サスペンションのサブフレームを介さず、ラダーフレームに直結。リアはリジットアクスルを新開発した。悪路走破性の高さを示すアプローチアングルは31度、デパーチャーアングルは30度、ランプブレークオーバーアングルは26度と、先代比でそれぞれ1度向上する。最低地上高は241mmだ。

オフロード走行専用モードの「Gモード」では、ダンパーやステアリング、アクセルがオフロード向けのセッティングとなり、Gクラスならではの優れた悪路走破性を、さらに引き上げることを可能にしている。メルセデスAMG G63 シガレットエディション

フルデジタルコックピット

メルセデスベンツの他の最新モデル同様、デジタルコックピットが装備される。ドライバー正面、そしてダッシュボード最上部に、2つの大型12.3インチディスプレイをレイアウトした。

2つの高精細ディスプレイを1枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイは、空中に浮かんでいるように見えるデザインが特長だ。

正面のディスプレイにはドライバーに必要な情報を中心に表示し、センターコンソール上のディスプレイには、インフォテインメントを中心に表示する。なお、コックピットディスプレイのデザインは、「クラシック」、「スポーツ」、「プログレッシブ」の3種類から選択することが可能だ。また、アームレストには、ワイヤレス充電パッドを装備することもできる。

ステアリングホイール上のボタンは、スマートフォンなどと同様、タッチセンサー機能を内蔵。これにより、インフォテインメントの各機能を、ステアリングホイールから手を離さずに操作することができる。

タービンをモチーフにした空調吹き出し口は、最新のメルセデスベンツ車のトレンドだ。助手席前方のダッシュボードのグリップをはじめ、ダッシュボード中央のデフロックの3つのスイッチは、Gクラスの伝統として受け継がれている。

《森脇稔》

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