新型コロナ肺炎拡大、東京マラソン縮小、4月の北京モーターショー2020も延期[新聞ウォッチ]

レクサスES新型(北京モーターショー2018)
レクサスES新型(北京モーターショー2018)全 6 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

残念だが、仕方ない判断とも思われる。新型コロナウイルスの感染者の拡大により、宮内庁は皇居で2月23日に予定していた天皇誕生日の一般参賀を中止すると発表。

また、東京都内で3月1日に開かれる東京マラソンの一般参加者の出場も取りやめると発表した。約3万8000人が出場予定だったが、エリートレースは実施されるので招待選手だけの200人規模になる見通しという。ただ、取りやめによる参加料の返金はなく、来年の出走権が与えられるものの、新たに参加料が必要になるそうだ。

新型肺炎の影響で不特定多数の人が集まるイベントの延期や中止が相次いでいるが、その動きは国内ばかりではない。1週間前に筆者が「開催が危ぶまれる」と指摘した北京モーターショーも4月21日の開幕を延期するという。

主催団体が発表したもので、きょうの読売や日経なども取り上げている。それによると、北京モーターショーは世界最大級の国際自動車展示会で、毎年4月に北京と上海で隔年交互に開催。80万人から100万人が集まる巨大イベントだけに、延期の影響も大きい。

主催団体は延期の理由について「感染の予防、出展者と来場者の健康と生命の安全を守るため」と説明。ただ、延期後の日程は「改めて通知する」と具体的なスケジュールは避けたそうだ。

2020年2月18日付

●新型肺炎、天皇誕生日23日一般参賀中止、東京マラソン一般出場取り止め(読売・1面)

●車各社中国の工場再開、部品滞る「フル生産程遠い」(読売・2面)

●北京モーターショー延期、4月開幕予定日程「改めて通知」(読売・2面)

●上場企業、大幅減益か、3月期予想、下方修正相次ぐ(読売・7面)

ホールデン・コロラドホールデン・コロラド●「ホールデン」160年の歴史に幕、豪の自動車ブランド(読売・9面)

●西武の新型特急、世界に誇るデザイン賞(朝日・21面)西武鉄道001系Lavie西武鉄道001系Lavie

●GDP年6.3%減、5期ぶりマイナス、増税響く、10~12月(毎日・1面)

●クルーズ船99人感染、死亡女性の看護師も(産経・1面)横浜港に停泊中のクルーズ船から下船して帰国するアメリカ人乗客。横浜港に停泊中のクルーズ船から下船して帰国するアメリカ人乗客。

●広がる時差出勤テレワーク、企業新型肺炎対策(東京・7面)

●トヨタの持ち合い何映す(日経・7面)

●GM、アジア事業大幅縮小、EVなど投資優先(日経・10面)

●自動運転、ソフトで競う、トヨタ、実用化遅く(日経・14面)

●好調SUV、初の50万台超、昨年国内販売、3年で4割増(日経・14面)

《福田俊之》

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