GM、アジア事業を大幅縮小…日本のキャデラックとシボレーは継続

キャデラック XT5
キャデラック XT5全 4 枚

GMは2月16日、アジア・オセアニア地域の事業を大幅に縮小すると発表した。

今回の発表では、オーストラリアとニュージーランドにおける販売、開発、エンジニアリング事業を縮小する、とし、2021年までに現地のホールデンブランドを廃止することも発表された。

また、タイのラヨーン工場を、中国の自動車メーカーの長城汽車に売却する。さらに2020年末までに、タイの国内市場からシボレーブランドを撤退させる。

その一方、日本などの規模が大きくない市場では、収益性の高い高級輸入車を販売することで、ニッチブランドとしての存在感を追求していく。GMは現在、日本市場において、キャデラックブランドとシボレーブランドの『コルベット』と『カマロ』を販売しており、日本での2ブランドの展開は継続されることになる。

キャデラック XT6キャデラック XT6

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「国際事業を再構築し、適切な戦略を持っている市場に焦点を合わせ、収益を生み出す。とくにEVの分野において、モビリティの将来の成長を促進するグローバル投資を優先していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  5. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  6. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  7. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  8. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る