ブラバス、メルセデスベンツ EQC のカスタム提案…モーターは422馬力に強化

スマートEVのカスタマイズのノウハウを応用

最大トルクは84.6kgmに向上

BRABUSエアロダイナミクスキット

ブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカー
ブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカー全 17 枚

ブラバス(BRABUS)は、メルセデスベンツブランド初の市販EV、『EQC』にカスタマイズを施したコンセプトカーを欧州で発表した。

【写真】ブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカー(全17枚)

ブラバスは、メルセデスベンツのトップチューナーとして知られる存在だ。そのブラバスが、日本市場にも導入されたメルセデスベンツEQCのカスタマイズを提案している。

「EQ」は、メルセデスベンツが立ち上げた電動車に特化したサブブランドだ。EQブランドの最初の市販車として登場したEVが、SUVのEQCとなる。EQCは電動SUVで、ボディサイズは全長4761mm、全幅1884mm、全高1623mm、ホイールベース2873mmだ。マルチビームLEDヘッドライトが組み込まれたフロントマスクには、メルセデスベンツの新世代電動ブランドのアイデンティティを表現している。

EQCには、メルセデスベンツが新開発した電動パワートレインを採用する。モーターは前後に2個搭載し、4輪を駆動する4WDの「4MATIC」になる。2個のモーターは、合計で最大出力408hp、最大トルク77.5kgmを引き出す。前後アクスル間で走行状況に応じて、トルク配分を行う。動力性能は、0~100km/h加速を5.1秒で駆け抜ける。最高速はリミッターによって、180km/hに制限される。

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は80kWhと大容量だ。重量は652kgで、車体中央の低い場所にレイアウトされる。1回の充電での航続は、欧州のNEDC(新欧州サイクル)計測モードで最大471kmだ。急速充電は、欧州や米国ではコンボ方式、日本や中国ではチャデモ方式に対応しており、バッテリーの80%の容量なら、充電はおよそ40分で完了する。ブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカーブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカー

スマートEVのカスタマイズのノウハウを応用

ブラバスは、このEQC の「400 4MATIC」グレードをベースに、カスタマイズを施した。すでにブラバスは、スマートのEVのカスタマイズを手がけている。ブラバスのゼロ・エミッション事業部門は、長年のノウハウを応用して、EQCのカスタマイズコンセプトカーを開発した。

BRABUSは、この新しいモビリティ時代のハイテクキャラクターを備えたEQCのボディに、特別なデザインを施した。ボンネットやドアパネルなどのストライプは、電気の流れをモチーフにしている。ブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカーブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカー

最大トルクは84.6kgmに向上

EVパワートレインには、ブラバスの「BRABUS E-PowerXtra」と呼ばれるアップグレードが施された。モーターは、最大出力が408hpから422hpへ、14hp向上する。最大トルクも、77.5kgmから84.6kgmへ、7.1kgm引き上げられた。

これにより、EQCのドライビングダイナミクスが向上した。0~100km/h加速は4.9秒と、0.2秒の短縮を果たす。最高速はリミッターによって、引き続き180km/hに制限されている。ブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカーブラバスのメルセデスベンツ EQC のカスタマイズコンセプトカー

BRABUSエアロダイナミクスキット

ブラバスは、「BRABUSエアロダイナミクスキット」をEQC用に開発した。このうち、リアスポイラーはすでに発売されている。開発中のアイテムには、電動SUVの足元を引き締める20インチまたは21インチのカスタムメイドの「BRABUS Monoblock Z」アルミホイールがある。

すべてのメルセデスベンツ車と同様に、EQC 400 4MATICのインテリアは、BRABUSファインレザーインテリアをはじめ、アルミ製ペダルやドアシルプレート、ドアロックピンなど、さまざまなオプションでアップグレードすることが可能だ。

なお、ブラバスは近い将来、メルセデスEQC 400 4MATIC向けのカスタマイズパーツを市販する予定だ。ブラバスは、パフォーマンスのアップグレードメニューも用意する、としている。ペットのリアルを伝えるメディア 「REANIMAL」(リアニマル)誕生

《森脇稔》

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