ZF、電動パワートレイン車向けモーターを合弁生産へ…2021年から

ZFと中国のWolong エレクトリック(臥龍電駆)社が電動パワートレイン車向けモーターの合弁生産契約を締結。調印式は新型コロナウイルスの影響で、ドイツと中国をライブストリームで結んで行われた
ZFと中国のWolong エレクトリック(臥龍電駆)社が電動パワートレイン車向けモーターの合弁生産契約を締結。調印式は新型コロナウイルスの影響で、ドイツと中国をライブストリームで結んで行われた全 2 枚

ZFは3月10日、電動パワートレイン車向けのモーターを生産する合弁会社を、中国のWolongエレクトリック(臥龍電駆)との間で設立する契約を締結した、と発表した。

合弁会社は、Wolong ZF オートモーティブEモーターズ社を名乗る。ZFの電動パワートレインで使用する電気モーターや電気部品を生産する。これにより、電動パワートレイン車向けソリューションの分野において、ZFとWolongエレクトリック社が、中国と国際市場での地位を強化していく。

Wolong ZFオートモーティブEモーターズ社では、モーターなどの量産を2021年から開始する予定だ。 この合弁会社は、新しいZFハイブリッドトランスミッションに、部品も供給する。

なおZFは、合弁会社の26%の株式を保有する。2025年までに、およそ2000人の従業員がWolong ZF オートモーティブEモーターズ社で、生産と開発に従事する予定、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  4. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る