トヨタの燃料電池車『ミライ』、欧州議会がテスト車両に導入

欧州議会がテスト車両として導入したトヨタ・ミライ
欧州議会がテスト車両として導入したトヨタ・ミライ全 3 枚

トヨタ自動車の欧州部門は3月10日、欧州議会がテスト車両として、燃料電池車の『ミライ』(Toyota Mirai)を導入した、と発表した。

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欧州議会の議員は、ベルギー・ブリュッセル市内において、ミライをテスト走行する。さらに、議員がブリュッセルとストラスブール間を移動する際に、ミライのテスト走行を行う。

欧州議会は、ミライをテストすることにより、欧州市場で水素燃料電池技術をさらに普及させ、ゼロエミッション車と代替燃料の補給インフラストラクチャに対する認知度向上を支援していく。

水素は、完全な電動化に限界がある輸送分野やその他の部門において、CO2削減に大きく貢献できるものとして、関心が高まっている。燃料電池車は、欧州議会が求める耐久性と長距離運転に適しており、水しか排出しない。

なおミライは、トヨタのテクニカルセンター内の水素ステーションで水素を充填する。ストラスブールへのテスト走行時には、ドイツの「H2Mobility」の水素ステーションネットワークを利用する、としている。
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《森脇稔》

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