トヨタの燃料電池車『ミライ』、欧州議会がテスト車両に導入

欧州議会がテスト車両として導入したトヨタ・ミライ
欧州議会がテスト車両として導入したトヨタ・ミライ全 3 枚

トヨタ自動車の欧州部門は3月10日、欧州議会がテスト車両として、燃料電池車の『ミライ』(Toyota Mirai)を導入した、と発表した。

【画像全3枚】

欧州議会の議員は、ベルギー・ブリュッセル市内において、ミライをテスト走行する。さらに、議員がブリュッセルとストラスブール間を移動する際に、ミライのテスト走行を行う。

欧州議会は、ミライをテストすることにより、欧州市場で水素燃料電池技術をさらに普及させ、ゼロエミッション車と代替燃料の補給インフラストラクチャに対する認知度向上を支援していく。

水素は、完全な電動化に限界がある輸送分野やその他の部門において、CO2削減に大きく貢献できるものとして、関心が高まっている。燃料電池車は、欧州議会が求める耐久性と長距離運転に適しており、水しか排出しない。

なおミライは、トヨタのテクニカルセンター内の水素ステーションで水素を充填する。ストラスブールへのテスト走行時には、ドイツの「H2Mobility」の水素ステーションネットワークを利用する、としている。
ペットに関するアンケート > こちら

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る