3列シートSUVの黒船…キャデラック XT6 は女性にもウケている[詳細画像]

キャデラック XT6
キャデラック XT6全 42 枚

ゼネラルモーターズ・ジャパンはキャデラック『エスカレード』と『XT5』の中間に位置するSUV、『XT6』の導入を開始した。

XT6は先行してアメリカで販売しており、昨年7月時点でのデモグラフィックは、「新規のお客様が約6割。年齢層は大型SUVとしては随分と若返りが図られており、最も多いのは35歳から50歳」と説明するのは代表取締役社長の若松格氏だ。

その理由は、「ファミリー層がターゲットだがそれだけではなく、ゴルフバッグや釣り道具、サーフボードなどを積むことができるので、アクティブなお客様が多いことが伺える。また女性比率が4割もあるのも特徴的だ」と話す。

キャデラック XT6キャデラック XT6
このXT6は、2019年のデトロイトモーターショーで発表された6人乗り3列シートのクロスオーバーSUVで、最新のキャデラックSUVデザインを纏い、空力特性に優れたプロポーションと、昼夜を問わず遠くからでも一目でキャデラックと分かるスタイリングが特徴だ。

個性的なフロントフェイスや、スリムなLEDヘッドランプ、縦基調のランニングランプ、高輝度のクリスタルメッシュグリルを組み合わせることで、よりエレガントで存在感のあるスタイリングを実現している。

キャデラック XT6キャデラック XT6
そして最大の強みはセグメントトップクラスのインテリアスペースで、2列目キャプテンシートの間を通って気軽に3列目シートに乗り込むことが可能だ。

また、常に最適な夜間の視界を確保するインテリジェントマトリックスLEDヘッドランプなどキャデラックの最新の安全装備を標準装備している。

キャデラック XT6キャデラック XT6
3.6リットルV6エンジンの伝達効率向上のために新設計された9速オートマチックトランスミッションを搭載し、従来の8速オートマチックトランスミッションに比べ、アップシフトに気付かない程スムーズなシフトを実現しているという。V6のパワーが必要ない場合は、アクティブフューエルマネージメントがエンジンを4気筒モードで稼働させ、燃費性能の向上に寄与する。

最高出力は314ps/6700rpm、最大トルクは368Nm/5000rpmを発揮する。

キャデラック XT6キャデラック XT6

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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