モータースポーツへのコロナ影響情報…WRCポルトガル&イタリアが延期、F1は今季15-18戦開催の意向

2019年WRCポルトガル戦の模様。
2019年WRCポルトガル戦の模様。全 7 枚

3月23日からの当週においても、新型コロナウイルス問題の影響によるモータースポーツの日程変更等が続発中。日本時間25日正午時点までの世界ラリー選手権(WRC)とF1世界選手権に関する主な情報更新についてまとめる。

【画像全7枚】

世界ラリー選手権(WRC)の2020年シーズンは、第3戦メキシコが“一日切り上げ”の格好で3月14日にフィニッシュ。そのメキシコ戦開催中には4月の第4戦アルゼンチンの延期が決まっていた(以上、既報)。そしてさらに、第5~6戦のポルトガル戦とイタリア戦も延期となっている。新たな日程は未定。

ポルトガル戦は5月21~24日、イタリア戦は6月4~7日が当初予定だった。現在の欧州における新型コロナウイルス問題の状況を鑑みるに、延期の判断は予想通りと言わざるを得ないだろう。

現段階でのWRC次戦は7月16~19日のケニア戦ということになる。

続いてF1だが、5月開催予定だった3レースが延期もしくは中止になった段階でカレンダーの先頭に位置することとなったアゼルバイジャンGP(6月5~7日)も、今週に入って延期が発表された。これで当初予定の第1戦から第8戦までが延期もしくは中止というかたちになっている。

第9戦カナダGP(6月12~14日)も予定通りの開催は厳しい状況と見られるなか、F1のCEOであるチェイス・キャリー氏が今シーズン全般に関する声明を発表。氏は「さらなる延期レース発生の可能性がある」ことを認めたうえで、「今夏のどこかの時点で開幕し、全15~18戦を開催したい」「既に発表したサマーブレイクの春への移行措置により、日程面だけを考えれば8月も継続的なレース開催が可能」「シーズン閉幕を当初予定の11月末より後に延ばすことも視野に」といった旨を語っている。

2020年のF1は史上単独最多となる22戦の開催を予定していたが、その達成は絶望となり、近年の水準である20~21戦の開催もほぼあり得ない状況と見てよさそうだ。

ウイルス陽性者と近接していたことが分かったF1王者ルイス・ハミルトンが自己隔離をした(自身の体調に問題なし)というニュースも伝わるなど、新型コロナウイルス問題はモータースポーツ界にも影響を及ぼし続けている。

《遠藤俊幸》

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