高速道路で渋滞、20km以上なら迂回ルートを検討 ホンダアクセス調べ

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ホンダアクセスが発表した「クルマの購入とカーライフ費用に関する実態調査2020」によると、高速道路で渋滞が発生した場合、渋滞距離が20km以上になると、迂回ルートを検討する人が多くなることが明らかになった。

調査は2月25日から27日の3日間、自家用車を所有する20~69歳の既婚ドライバー1000人を対象にインターネットリサーチで実施し、有効サンプルを集計した。

ゴールデンウィーク(GW)中のドライブで気になるのは、高速道路の渋滞。そこで、GW中に高速道路が渋滞していたときの対処方法について、渋滞の長さごとに尋ねてみた。

10kmの渋滞のとき、「予定通りその高速道路を走行すると思う」は65.1%、「別のルートを走行すると思う」は34.9%となった。渋滞の長さが10km程度であれば、すぐに抜けられるだろうと考え、そのまま高速道路を利用するという人が多数派だった。一方、20kmでは「別のルートを走行すると思う」が64.8%、30kmでは80.1%、40kmでは84.8%、50kmでは85.2%と、渋滞距離が延びるほどその割合は増加。20km以上の渋滞の場合には、迂回ルートを検討する人のほうが多くなるようだ。

高速道路の渋滞の長さ別の対処方法高速道路の渋滞の長さ別の対処方法

運転中に渋滞にハマってしまったとき、車線変更をしきりにしたり、抜け道を探す人もいれば、コンビニやサービスエリアで休憩してリフレッシュする人もいる。そこで渋滞時の行動や意識について質問を行った。まず、「頻繁に車線変更をする」に自身がどのくらいあてはまるか聞いたところ、「非常にあてはまる」は5.5%、「どちらかといえばあてはまる」は22.1%で、合計した「あてはまる(計)」は27.6%。「抜け道・渋滞回避ルートを探す」では「あてはまる(計)」と回答した人の割合は68.3%、「コンビニやサービスエリアで休憩をする」では76.8%だった。また、渋滞にハマったときに気になることについては、「隣のレーンの進み具合が気になる」では「あてはまる(計)」と回答した人の割合は76.6%、「燃費の悪化が気になる」では55.9%だった。

渋滞にハマると、車内は少し嫌な雰囲気になることもある。渋滞にハマったときに車内で行うことについては、「車内の会話を楽しむ」では「あてはまる(計)」75.8%、「お菓子を食べる」では59.7%。多くの人が、会話を楽しんだりお菓子を食べたりすることで、渋滞をやり過ごしているようだ。

運転中に渋滞にハマってしまったときの行動や意識について、自身にどれくらい当てはまるか運転中に渋滞にハマってしまったときの行動や意識について、自身にどれくらい当てはまるか

《纐纈敏也@DAYS》

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