高速道路のイノベーション、NEXCO中日本が研究テーマを決定…4月から2件の実証実験も

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

NEXCO中日本は、イノベーション交流会で「高速道路のモビリティマネジメント」、「高速道路のインフラマネジメント」、「現場オペレーションの高度化」を2020年度の新たなテーマとして活動すると発表した(3月25日)。

NEXCO中日本では「i-MOVEMENT」の実現に向けて、コンソーシアム方式でオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立、道路事業者や国内メーカーなど、80社を超える会員企業からの提案内容の実現性などを検討してきた。

2020年度はこれまでの活動状況を踏まえて、これまでの重点テーマを包含した新たなテーマとして「高速道路のモビリティマネジメント」、「高速道路のインフラマネジメント」、「現場オペレーションの高度化」と定めて検討する。

対象テーマを拡大して、実証メニューの創出、導入可能性などを検討して実用化を目指す。

また、交流会では今年2月に6件の実証を開始しているが、新たに提案された2件について4月から実証を開始する。

ドライブレコーダーやスマートフォンなどで撮影した画像や映像に画像認識技術を使って高速道路の路面状態把握・異常検知の実用性を実証と、三次元(点群)データを用いて構造物などの変状データによる管理技術要件と効果を抽出するためのシステム実証の2件を実施する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る