北海道の特急減便・減車はGW中まで、四国の観光列車は4月中、九州の『ななつ星』は5月中旬まで運休に 新型コロナウイルスの影響

札幌~室蘭間の特急『すずらん』は現在6本が運休しているが、4月24日には2本が再開する。
札幌~室蘭間の特急『すずらん』は現在6本が運休しているが、4月24日には2本が再開する。全 2 枚写真をすべて見る

依然、収束の見通しが立っていない新型コロナウイルスを受けて、JR北海道の特急、JR四国やJR九州の観光列車でさらなる減便や運休継続などを行なうことが明らかにされた。

JR北海道では、3月23日から利用者減を理由に特急の減便や減車などを実施しており、当初は4月23日までを予定していたが、これを5月6日まで延長することを3月31日に発表した。

4月24日以降も減便が継続される列車は、札幌~旭川間の『ライラック』『カムイ』計10本、札幌~室蘭間の『すずらん』4本、札幌~函館間の『北斗』4本、札幌~帯広間の『とかち』4本。

このうち『すずらん』は現在、6本が減便されているが、白老駅(白老町)最寄りの民族共生象徴空間「ウポポイ」がオープンする4月24日に、8・11号の2本を再開するとしている。

このほか、『北斗』と札幌~釧路間の『おおぞら』では5両編成への減車、『カムイ19号』では789系1000番台から789系0番台への編成変更がそれぞれ継続され、『カムイ19号』の指定席とグリーン席は車内販売となる。『北斗』については4月6日から全列車で自由席が2両となる。

JR北海道では5月7日以降の減便・減車も検討しているため、減便列車の指定席は5月7日以降運転分も発売しないとしている。

一方、JR四国では、3月30日に『伊予灘ものがたり』『四国まんなか千年ものがたり』といった観光列車や、『瀬戸大橋アンパンマントロッコ』『しまんトロッコ』といったトロッコ列車の運行、「ゆうゆうアンパンマンカー」の連結の4月中の中止を発表。4月18日からの運行を予定していた新観光列車『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』も4月中の運行を見送るとしている。

JR九州では3月31日、当初は4月14日出発分までとしていたクルーズトレイン『ななつ星in九州』の運休を5月19日出発分まで延長することを発表した。

運行再開は3泊4日コースを5月26日出発分、1泊2日コースを5月23日出発分としているものの、「世の中の状況が落ち着き、九州の皆さまが楽しく安全にお見送りに来ていただけるには、ある程度の時間を要すると考えております」として、状況に応じて再開時期の変更を行なうことを示唆している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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