日産 内田社長「3年間で適正利益生むように」…オンラインでバーチャル入社式

日産 内田誠社長
日産 内田誠社長全 2 枚

日産自動車は4月1日、2020年度の入社式を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大により、横浜市の本社ギャラリーから内田誠社長がオンライン中継で新入社員の質問に答えるなど「バーチャル入社式」とした。

式は入社2年から4年の社員9人がプロジェクトを組んで企画した。一堂に集合できない式となったため「人は集まらなくても想いは集まる」とのテーマを掲げ、各職場に配属される651人(中途採用者除く)の新入社員を歓迎した。

内田社長は、予め寄せられた質問に答え、新入社員への期待について「日産の創業以来のDNAは『他がやらぬことをやる』であり、失敗を恐れずに挑戦していただきたい。また上司には遠慮なく皆さんの意見を言ってもらい、われわれ経営層もその意見を基に日産を良くしていきたい」と述べた。

また、日産の課題については「やはり信頼の回復であり、それなくして業績の建て直しにもつながらない。当面の3年間でいうと業績を建て直し、日産としての適性な利益を生み出さなければならない」と強調した。

式の企画では、内田社長と全新入社員が紙片にメッセージを書いて電気自動車の『リーフ』に張り付ける「ラッピングカー」の作成も行うこととしている。内田社長は「Together We make it happen!!」と記し、「皆さんのフレッシュな気持ちとともに、日産の新たな1ページを作っていきたい」とメッセージに込めた想いを語った。ラッピングカーは今後2か月、本社ギャラリーに展示するという。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る