タイヤの日---「月1回以上の空気圧点検を知らない」は7割超

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日本自動車タイヤ協会は、4月8日の「タイヤの日」を前に、全国のドライバー2000人を対象に、タイヤの空気圧点検に関する実態調査をインターネットで実施した。

それによると、タイヤの空気圧点検の頻度は63.3%のドライバーが「足りている」と回答した。しかし、「月に1回以上の空気圧点検が推奨されている」ことを知らないドライバーは72.5%にのぼる。空気圧点検を「月1回以上実施」しているドライバーは24.3%で、4人に1人以下だった。

自身で空気圧点検頻度が不足していると思う理由について聞いたところ、「チェックする方法が分からない」が47.2%でトップだった。「面倒だから」が36.9%で、「あまり距離を走ることがないから」という誤った認識を持っているドライバーが25.6%もいた。年間走行距離が短いほど月1回の空気圧点検をする割合が低く、年間走行距離1万km以上は30.0%だったのに対して、年間走行距離5000km未満で月1回点検するドライバーは22.2%にとどまった。

運転中に体験したトラブルを聞くと「バッテリあがり」の39.6%に次いで多いのが「タイヤのパンク・バースト」で27.2%が経験している。また、4.1%が1年以内にタイヤのパンクを経験していた。

2019-2020年年末年始に長距離運転をした人のうち、61.9%が何も点検せずに運転していた。

一方、2020年は新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、ドライバーをはじめ、点検実施関係者など、タイヤ点検活動に係る全て人の安全面を考慮して2020年4月8日「タイヤの日」に全国で計画していたタイヤ点検活動を中止し、タイヤ販売店店頭でのポスター掲出にとどめる。

《レスポンス編集部》

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