あおり運転に遭っても「無視」、過半数のライダーが回答…ナップス調べ

車間距離を縮められた時のあなたの行動にあてはまるものを教えてください
車間距離を縮められた時のあなたの行動にあてはまるものを教えてください全 8 枚

オートバイ用品小売・開発のナップスは、交通安全意識・運転マナーに関する意識調査を実施。あおり運転に遭ったときの対応について、53.2%のライダーが「無視した」と答えた。

今回の調査は4月6日から15日に実施される「春の全国交通安全運動」に向けて、現在125cc以上のバイクを所有し、過去1年以内にバイクを運転したことのある全国の男女530名のバイクライダーを対象に、3月27日から30日の4日間、インターネットリサーチで実施した。

近年、悪質な「あおり運転」が社会問題となっているが、バイク走行時に車間距離を縮められ「ヒヤリ」とした経験があるか質問したところ、73.0%が「ある」と回答。また、四輪車に幅寄せされ「ヒヤリ」とした経験については、74.5%が「ある」と回答した。

あおり運転で「ヒヤリ」とした経験がある387名にその際の対応を尋ねたところ(複数回答)、最も多かったのが「無視した(53.2%)」、僅差で「減速し道を譲った(53.0%)」。以下、「加速し距離を広げた(22.5%)」、「停車し道を譲った(17.6%)」、「停車し後続車に対して注意をした(7.5%)」と続いた。その他、「録画して通報した」、「車線を変更した」といった回答も見受けられた。

次に、自身の運転マナーについて尋ねたところ、「良いと思う(39.8%)」、「どちらかというと良いと思う(43.2%)」、合わせて83.0%が「良いと思う」と回答した。一方、他人の運転マナーについては、「とても気になる(37.0%)」、「どちらかというと気になる(49.2%)」、あわせて86.2%が「気になる」と回答。許せないと感じるバイクマナーで最も多かったのが「ながら運転(スマホ・飲食)(57.2%)」、次に「ゴミのポイ捨て(52.3%)」、「マフラーの排気音がうるさい(51.7%)」と続いた。その他、「威圧感のある運転」、「喫煙」といった回答も見受けられた。

また、バイク走行時、同一車線の二輪・四輪車に対抗意識を感じるかという問いには、「感じる(16.0%)」、「どちらかというと感じる(17.7%)」、合わせて33.7%が「対抗意識を感じる」と回答した。

最後に、バイク用ドライブレコーダーは「あおり運転」の抑止につながると思うか質問をしたところ、「減少すると思う(33.0%)」、「どちらかというと減少すると思う(41.3%)」、あわせて74.3%が「減少すると思う」と回答した。

《纐纈敏也@DAYS》

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