ヤマハ発動機は5月1日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染対応への支援として、医療現場で不足問題が深刻化している医療用フェイスシールドおよび除菌洗浄水(次亜塩素酸水)を製造すると発表した。
新型コロナウイルス感染が拡大する中、医療現場ではフェイスシールドの不足が深刻な問題となっている。これを受け、トヨタやホンダ、日産、三菱自動車などが3Dプリンターを活用した医療用フェイスシールドの生産を発表している。
ヤマハ発動機も新型コロナウイルス感染症対策の一助となるべく、同社生産技術とそのリソースを活用し、樹脂製フェイスシールドと除菌洗浄水の製造を決定した。フェイスシールドは1000セット以上を用意する予定で、 まずは、5月中旬を目途に磐田市医師会を通じて近隣医療機関へ提供を開始。また、除菌洗浄水は1日あたり500リットルを製造する予定だ。