アウディ、全世界のスタッフにデジタルトレーニング導入… A3 スポーツバック 新型から

アウディが全世界のスタッフを対象に開始した新型車のデジタルトレーニング
アウディが全世界のスタッフを対象に開始した新型車のデジタルトレーニング全 5 枚

アウディ(Audi)は5月7日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、全世界の販売&サービススタッフが新型車について学ぶデジタルトレーニングを導入した、と発表した。新型『A3スポーツバック』から開始した、としている。

この取り組みは、世界中の小売パートナーの約1万5000人の販売&サービス従業員と、約2万人のサービス技術者が対象だ。アウディは初めて、ウェブベースのトレーニングから、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)のトレーニングに至るまで、さまざまなデジタルトレーニングを採用した。

3万5000人を超える世界中の販売&サービス従業員のトレーニングは、トレーナーによる訓練の原則に基づいて行われる。アウディは、約400の製品、販売、サービストレーナーだけでなく、世界中の90の市場に250人のテクニカルトレーナーを擁しており、トレーナーは、学んだことをそれぞれの従業員に伝える。世界中で統一された品質基準を確保するために、アウディは多数のデジタルトレーニング形式を用意しており、さまざまな言語に対応している。

アウディの事業開拓とカスタマーサービスを統括するHorst Hanschur氏は、「現在、世界的に困難な状況にあることから、デジタル化へのシフトを加速させていく。とくに電動化攻勢に向けて、この方法をさらに発展させたいと考えている。車両のデジタル化の進展に伴い、トレーニング方法もデジタル化している」と述べた。

アウディA3スポーツバック新型アウディA3スポーツバック新型

なおアウディは、すべてのコンテンツは、専用のデータベースにより世界中で利用できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  4. 話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に
  5. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  6. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. これまでの日産車とは全く違う!? しかもPHEV!な『エヴォ・コンセプト』…北京モーターショー2024
  9. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  10. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る