緊急事態が続く4月の国内新車販売、トップ10から消えた日産車[新聞ウォッチ]

日産デイズ
日産デイズ全 4 枚

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

【画像全4枚】

政府の緊急事態宣言が発令され、外出自粛や販売店の営業時間の短縮が求められている中、国内の新車販売にも大きな影響が出始めているが、それでも、トヨタ自動車の『ヤリス』やホンダの新型『フィット』などの新型車は好調な販売だったようだ。

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した4月の車名別国内新車販売台数によると、トヨタが2月に発売した小型車ヤリスが1万0119台で、軽自動車を除く自動車(登録車)で初の首位。軽自動車を含む総合順位でも2位。同じく2月にホンダが新型を発売したフィットも8977台で、前年同月比32.5%増と堅調。総合でもヤリスに次いで3位に入るなど引き続き新車効果も見られた。

4月の新車販売の総合順位をみると、トヨタは、ヤリスのほか、5位に『シエンタ』、7位に『カローラ』、さらに、10位には『アルファード』が浮上して4車種を占めた。トヨタの完全子会社のダイハツも軽自動車の『タント』が4位、『ムーヴ』も6位に入り、グループで6車種となっている。

フィットが3位のホンダも軽自動車の「N-BOX』が引き続き首位をキープ。『フリード』も9位で3車種がランクイン。トヨタ+ダイハツとホンダで9車種となり、残り1車種は8位のスズキの軽自動車『スペーシア』だった。

だが、3月までトップ10に顔を出していた日産自動車の『ノート』や軽自動車の『デイズ』は10位以下に後退。10位内に日産車は1車種も入らず、経営体制の混乱で苦戦を強いられる中、新型コロナウイルスの感染拡大が、新車販売にも大きな打撃を与えている。ただ、見方を変えると、ある程度の台数を確保するためにこれまでの強引な値引き販売などを見直しつつあるとも考えられる。

2020年5月12日付

●特定警戒自治体、自粛解除へ独自基準(読売・1面)

●JR6社が減収、3月期連結(読売・9面)

●三菱ジェット納期見直し、コロナ影響、試験機移送できず(読売・9面)

●中国4月車販売4.4%増、感染拡大一服(読売・9面)

●マツダ、3000億円融資要請(朝日・6面)

●登録車販売台数「ヤリス」が首位、4月、1万119台(毎日・6面)

●「ご当地ナンバー」図柄入り17地域、第2弾、市川、葛飾、板橋など(東京・7面)

●車販売、ネットに活路、アウディなど輸入車、動画みせつつ商談(日経・12面)

●ブリヂストンCOO東氏、1年半で交代(日経・13面)

●日野自、営業益82%減、今期見通し、アジア販売減少(日経・15面)

《福田俊之》

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