自動車サプライヤー向け新クラウドサービス、新型コロナの影響に対応…キャップジェミニ

キャップジェミニの自動車サプライヤー向け新クラウドサービスのイメージ
キャップジェミニの自動車サプライヤー向け新クラウドサービスのイメージ全 1 枚

キャップジェミニ(Capgemini)は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響を受けている自動車サプライヤーが、顧客の要求と市場の状況に対応するために、新たなクラウドサービスを開始すると発表した。

キャップジェミニは、フランスに本社を置くITコンサルタント企業だ。この新たなクラウドサービスは、ドイツに本拠を置く欧州最大のソフトウェア企業、SAPと共同開発された。

自動車サプライヤーは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるリスクと課題への対処において、不確実な状況に直面している。市場の混乱により、サプライヤーは、スタッフ、顧客、パートナーに対するリスクを軽減するために、何ができるか判断するのが困難になっている。

このような圧力によって、サプライヤーのビジネスモデルも変化している。コネクテッドカーや自動運転車、新しいOEMへの対応、急成長する新しい競合他社への対応などのビジネスモデルを受け入れることなどだ。これらの変化により、サプライヤーは新しい市場に参入し、変化に迅速に対応する必要がある。

そこでキャップジェミニは、自動車サプライヤーが顧客の要求と市場の状況に対応するために、新たなクラウドサービスを開始する。SAPのクラウドとクラウドプラットフォームの標準ソフトウェア製品を、コンサルティングやアプリケーションサービスにおけるキャップジェミニのグローバルな自動車業界専門知識と組み合わせて活用することにより、これらの課題への対応を支援していく。

キャップジェミニは、この組み合わせにより、クラウドの活用が容易となり、すぐに使用できるソリューションが提供される。これにより、顧客はクラウドへの投資を最大化し、メリットをより早く実現できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る