インディ500、スマート技術を使ってモータースポーツ観戦…NTTグループが提供へ

パゴダ・タワー。2019年の第103回インディ500。
パゴダ・タワー。2019年の第103回インディ500。全 3 枚

NTTグループは5月13日、2020年8月23日開催予定の第104回インディアナポリス500 (インディ500)で、スマート化技術を活用すると発表した。

今回、NTTグループはスマート化技術を活用してインディアナポリス・モータースピードウェイ(IMS)のランドマークである「パゴダ」に、幅約30mのメディアウォール(大型スクリーン)を設置、各種センサーから集められたデータに基づくレース情報をファンにリアルタイムで提供する。初導入となる視認性の高いメディアウォールは、3つのスクリーンにビジュアル化された多様なデータ、様々な視点でのライブ映像を表示、ファンの観戦体験の充実を図る。

例えば、NTTグループのAIを活用したスマート化技術によって、メディアウォール上でコースにおける車両の現在位置の把握、次の動きを予測することが可能になる。また、リアルタイムで検知したコースでの接戦の模様をスクリーンに表示するほか、ピット予測、トップスピードなどもあわせて表示する予定。

一方、NTTグループは会場のセキュリティ運用や安全監視などの安全対策も提供する。データ分析によって来場者や車両の混雑状況を検知するとともに、ゲートやトンネルにおける数値のトレンドに基づいて今後の数値を予測し警告を発する。デジタル技術で強化された安全対策によってIMSだけでなく、すべてのインディカーのイベント会場での安全性向上を支援する。

《レスポンス編集部》

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