GMの北米最大工場、100%太陽エネルギーで稼働へ…キャデラックSUVの製造拠点

GMの米国テネシー州スプリングヒル工場
GMの米国テネシー州スプリングヒル工場全 3 枚

GM (General Motors)は5月14日、米国テネシー州スプリングヒル工場を、2022年後半から100%太陽エネルギーで稼働させると発表した。

【画像全3枚】

テネシー州スプリングヒル工場は、GMにとって、北米における最大の製造拠点だ。キャデラックのSUV、『XT5』や『XT6』をはじめ、エンジンを生産している。

今回の発表は、GMが再生可能エネルギーの利用率を、2023年までに使用電力の50%以上に増加させ、GMの工場で2030年までに、米国の再生可能エネルギーから100%の電力を調達するという目標に近づくものだ。

GMは、現在建設中のミシシッピ州ローンズ郡にある太陽光発電所から、100 MWの太陽光エネルギーを調達して、スプリングヒル工場に供給する。GMによると、年間1万8000世帯が消費する電力量に相当するという。

この取り組みは、テネシーバレーオーソリティのグリーンインベストプログラムを通じて可能になった。GMのチーフ・サステイナブル・オフィサーのダン・パーカー氏は、「再生可能エネルギーへの取り組みは、排出量ゼロの世界を実現するGMのビジョンの一部」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  2. 希少なヒストリックカーの数々…三浦半島に集まる名車たち@ソレイユの丘
  3. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】3タイプで味わった、“身近なBMWクーペ”の完成度…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る