JR東日本の新幹線、7月23日からフル規格区間すべてが圏外解消…ミニ新幹線区間も今年中に

浦佐駅付近のトンネル(約12.1km)の圏外が解消する上越新幹線。
浦佐駅付近のトンネル(約12.1km)の圏外が解消する上越新幹線。全 4 枚

JR東日本は6月9日、東北新幹線七戸十和田~新青森間、上越新幹線越後湯沢~浦佐間で、7月23日から携帯電話サービスが利用可能になることを明らかにした。これにより、JR東日本のフル規格新幹線区間では圏外がすべて解消される。

JR東日本の各新幹線では、トンネル内での圏外を解消するため、国が推進する電波遮へい対策事業の補助金を活用し、JR東日本と通信事業者(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル)が共同で地上設備を整備してきた。

今回は東北新幹線新青森駅付近のトンネル約3km、上越新幹線浦佐駅付近のトンネル約12.1kmの整備が完了することになった。

残るミニ新幹線区間については、山形新幹線(福島~新庄)が2020年内に、秋田新幹線(盛岡~秋田)が2020年夏までに全線で圏外解消となるよう整備が進められている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る