トヨタ自動車は6月22日、国内完成車工場における7月の生産台数について、当初計画比に対して約1割減まで回復する予定だと発表した。
トヨタ自動車では、新型コロナウイルス感染症の影響による新車需要の変化を受け、国内完成車工場の稼働を調整。6月が14工場25ラインで延べ133日分停止するのに対し、7月は3工場6ライン延べ16日分停止にとどまる。
『ポルテ』や『スペイド』などを生産するトヨタ自動車東日本東富士工場は7月10日、17日の2日間稼働を停止する。『コースター』を生産する岐阜車体は2日、3日、10日、17日、24日、31日の6日間、『ランドクルーザープラド』や『FJクルーザー』などを生産する日野自動車羽村工場は3日、17日の2日間、稼働を停止する。
1直化も6月の3工場5ラインから2工場3ラインに減少。休日出勤は2工場3ライン延べ12日分から3工場4ライン延べ13日分に増加する。この結果、6月の生産台数が当初計画比の約4割減だったのに対し、7月は約1割減まで回復する予定だ。
日野自動車羽村工場で生産されるトヨタ・ランドクルーザープラド