不人気ご当地ナンバー、図柄を刷新へ[新聞ウォッチ]

ご当地ナンバー:世田谷
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

コロナ自粛で暇な時間が長く続くと、いろいろと余計なことまで考えてしまうが、道路運送車両法でマイカーなどすべての車両に取付けを義務付けている、自動車ナンバープレートもその一つ。

そのナンバープレートのうち、国土交通省が2018年に「走る広告塔」として導入した、地方版の図柄入りのいわゆる「こ当地ナンバー」について、自治体が希望すれば現行図柄の変更を認める方向で検討に入った、ときょうの東京が興味深い話題を取り上げている。

記事によると、変更の理由としては、ゆるキャラを描いた「熊本」や広島カープのマスコット「カープ坊や」の「福山」ナンバーに1万枚を超す交付申し込みがあった一方、人気が低迷している地域もあり、デザイン刷新でてこ入れを目指すとも伝えている。

その不人気の上位をみると、1位は「世田谷」の312枚、2位が「越谷」の457枚、3位が「杉並」で495枚という。ちなみに。世田谷の世帯数は約49万世帯。自動車の保有台数は乗用車だけでも17万台にもなる。

そこで個人的な見解だが、希望者が選択できる「図柄入り」はともかく、そもそもナンバープレートを交付するご当地の「地域名」を入れることを義務付けている理由がわからない。恐らく「世田谷」の不人気は、ご当地の図柄のデザインばかりでなく、まるでテレビCMでおなじみの健康食品を連想するなどの理由で、多くのユーザーの反対を押し切って強引に「品川」から「世田谷」へ変更したことも少なからず不評だったのではないだろうか。

ナンバープレートに「地域名」が明記さることで、あの“自粛警察”の取締りには好都合のようだが、マイカーなどの保有者は、何故、ある種の個人情報をさらけ出してまで走らなければないのか。海外ではアルファベットや数字だけの国もある。有識者委員会では、図柄の変更でお茶を濁すのではなく、個人的な差別にもなりかねない、プライバシーの問題にも突っ込んで議論してもらいたいものである。

2020年6月23日付

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《福田俊之》

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