マツダ100周年、デザイナーが手掛けたグッズ「マツダコレクション」を発売…モデルカーは40種類

マツダコレクション
マツダコレクション全 14 枚

マツダは創立100周年を迎え、初めてオリジナルのオフィシャルグッズ「マツダコレクション」を6月25日からオフィシャルサイトで販売開始する。8月頃からはディーラーでも購入可能となる予定だ。

【画像全14枚】

6アイテム20種類

マツダコレクションのラインナップはモデルカーコレクションのほかに、100周年コレクションとしてフォトブック、Tシャツ、ポストカード、マグカップやタオルなど全部で6アイテム20種類が用意される。もちろんのこと、マツダ100周年記念車のモチーフとなった『R360クーペ』のモデルカーやTシャツなども新たに作成された。

マツダデザイン本部ブランドスタイル統括部チーフデザイナーの諌山慎一さんによると、「これらのアイテムは全てマツダのカーデザイナーがこだわりを持って作り上げたものだ」という。

またマツダデザイン本部ブランドスタイル統括部の寺島佑紀さんはモデルカーの制作にあたり、「マツダミュージアムのバックヤードのクルマや、全国のお客様のクルマをお借りして3Dでスキャンした」という。今回モデルカーは40車種で、「本当に大変だったがものすごく楽しい制作だった」と振り返る。

その際、「内外装のカラーの指示、形状の微妙なチューニングも現職のデザイナーがディテールまでこだわって指示を出しながらしっかり作り上げた。(台座の)銘板の文字も当時のカタログをスキャンして忠実に再現している」とのこだわりようだ。6月25日にはR360クーペや『コスモスポーツ』、『CX-30』、『RX-VISION』など7種類がリリース。その後、順次販売が開始されるという。因みに寺島さんは、「たくさん出るのだが、私自身はR360クーペを絶対に買おうと思っている」とのことだった。

TシャツにもR360クーペ

そのR360クーペだが、Tシャツにもその図柄が使われている。具体的にはサイドビューで道の上を走っているようなストライプのイメージで図案化され、古いロゴも入れられた。またアイコンである赤い屋根を目立たせるように配色し、「全体的にR360クーペの楽しくて華やかな雰囲気を醸し出すように努力した」と話す。またタグの部分には100周年のロゴも入り、「記念品ぽくて良い」とは諌山さん。TシャツはR360クーペだけではなく、全部で6種類の柄が用意される。さらに子供服ブランドのBEAMS miniとのコラボレーションTシャツも販売される。首周りにBEAMS miniとのコラボロゴが入り、袖の部分には100周年の記念ロゴが入る。寺島さんによれば、「ぜひ親子ペアルックで楽しんでもらいたい」とのことだった。

そのほか写真集は、「社員でもなかなか見ることができないような貴重なスケッチ、お宝写真などわくわくするものがたくさん掲載されている」と諌山さん。

100周年記念車を担当したマツダデザイン本部プロダクションデザインスタジオカラー&トリムデザインGの村上佳央さんは、「マツダユーザーの方はもちろんのこと、マツダ車に乗ったことのないお客様にもこの記念車やモチーフとなったR360クーペを通して、過去のマツダにも興味を持ってもらいたい」と思いを語る。

また、諌山さんも、「今は色々と混乱が続く状況だが、このようなアイテムを手に取りながら楽しいひと時を過ごしてもらえたらと願っている」と述べた。

暮らしに寄り添うブランドへ

最後に諌山さんはマツダが100周年を迎えたことに対し、「多くの方に支えてもらってここまでやってきたと思っている。個人的にはちょうど入社する頃にルマンの優勝という一大イベントがあり、この頃は本当に勢いも良かった」と当時を振り返る。そして、「マツダは浮沈の歴史を繰り返してきた。今まではクルマというプロダクトでしかお客様とお付き合いできなかったが、今回マツダコレクションという、もう少し日常の暮らしの中にマツダとの暮らしをイメージしてもらえるようなアイテムを用意した。そこで、今までよりも暮らしの中に寄り添うブランドになっていくことができれば、また次の100年に向かっても新しい関係が築けるだろう。そういう思いを込めて、今回のアイテムを制作した」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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