【VW T-Roc】SUV×コンパクトハッチのイイトコ取り[詳細画像]

VW T-Roc
VW T-Roc全 40 枚

『T-Roc(Tロック)』は、SUVらしさとコンパクトハッチバックの機動性をかけ合わせたフォルクスワーゲンの新たなコンパクトSUVだ。『ティグアン』と『T-Cross(Tクロス)』の中間に位置付けられ、VWのSUVラインアップを充実させる存在だ。

グレードは「TDI Style」、「TDI Style Design Package」、「TDI Sport」、「TDI R-Line」の4モデルを設定。ディーゼルエンジンのみのラインアップとなっているのが大きな特徴だ。

VW T-RocVW T-Roc
全長4240×全幅1825×全高1590mm(R-Lineのみ全長4250mm)、ホイールベースは2590mmと、ボディサイズもすべてティグアンとT-Crossの中間サイズ。SUVでありながらワイド&ローなプロポーションに仕上がった。またクーペ的なスタイリングながら最大ラゲージ容量は1290リットルと実用性も確保した。

T-Rocは、VWのSUVとしてのDNAを受け継ぎながらも先進的なエクステリアデザインを目指した。まず、デュアルヘッドライトを統合したラジエターグリルをクロームアクセントで取り囲むことで存在感を強調。サイドプロフィールにはAピラーからCピラーへ流れるクロームエレメントを採用し、VWのSUVラインアップで唯一ツートンカラーを設定しているのも特徴だ。全9色が展開されているエクステリアカラーには、グレードに応じそれぞれにブラックまたはホワイトのルーフカラーを選択が可能となっている。

VW T-RocVW T-Roc
インテリアはデジタル化されたディスプレイと操作系レイアウトを融合。全車標準で最新の「アクティブ インフォ ディスプレイ」を選択可能とした。ダッシュボード最上部に搭載されるインフォテイメントシステムには、表面が大型ガラスで覆われた8.0インチディスプレイを採用。シートアクセントと同色のカラーアクセントがインストルメントパネルから、センターコンソール、ドアトリムまで伸びることで、SUVらしい遊び心を演出している。

「TDI Style Design Package」には3色のインテリアカラー、「TDI Sport」と「TDI R-Line」には専用のスポーツシートが搭載されるなど、グレードによってインテリアを彩る内装色やシートが異なってくる。

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搭載されるエンジンは、全グレード共通の2.0リットルTDIエンジン。150ps・340Nmを生み出すTDIエンジンと7速DSGを組み合わせ、駆動方式はFFを採用した。WLTCモード燃費は、18.6km/リットルとなっている。

R-Lineには、電子調整が可能なダンパーによるアダプティブシャシーコントロール(DCC)を標準装備。幅広い走行スタイルを楽しむことが出来る。

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先進安全性能は、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト、デイタイムランニングライト、ブラインドスポットディテクション、リヤトラフィックアラートシステム、歩行者にも反応するプリクラッシュブレーキシステムなどを全車に標準装備。その他にも、衝突安全やポストコリジョンブレーキシステムなどの二次被害を軽減する機能も採用されている。

価格は「TDI Style」が384万9000円、「TDI Style Design Package」が405万9000円、「TDI Sport」が419万9000円、「TDI R-Line」が453万9000円となっている。写真のモデルは、TDI Style Design Packageだ。

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《滑川寛》

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