スズキ、輸出と国内生産が3か月ぶりのプラス 6月実績

スズキ相良工場(参考画像)
スズキ相良工場(参考画像)全 1 枚

スズキは7月30日、2020年6月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。国内向け販売や輸出の改善により、国内生産は3か月ぶりのプラスに転じた。

世界販売台数は前年同月比36.1%減の14万9935台。6か月連続のマイナスながら、前月の73.0%減から大きく改善した。国内販売は同6.7%減の5万0572台で9か月連続のマイナスだった。軽自動車は同5.6%減の4万2277台、登録車は同12.2%減の8295台。いずれも9か月連続のマイナスとなった。海外は同44.9%減の9万9363台で6か月連続のマイナスとなる見込み。主力市場のインドは前月の88.8%減から同53.7%減の5万2300台に回復した。

世界生産台数は、同32.4%減の14万8432台となり、6か月連続のマイナスとなった。国内生産は国内向け、輸出向けがともに増加し、同15.3%増の8万3173台で3か月ぶりに前年実績を上回った。海外生産はインドなど主要地域で減少し、同55.7%減の6万5259台で6か月連続のマイナスとなった。

輸出は欧州向けが増加し、同38.9%増の1万6785台で3か月ぶりのプラスだった。

2020年上半期(1~6月)の世界販売台数は前年同期比39.7%減の95万5226台となった。国内販売は同22.4%増の29万3428台となり、4年ぶりのマイナスとなった。登録車は同24.4%減の5万2436台で5年ぶりのマイナス。軽自動車も同21.9%減の24万0992台と、4年ぶりに前年同期を下回った。

世界生産台数は同38.0%減の99万7611台と、2年連続のマイナスとなった。国内生産は同17.3%減の39万4984台で3年連続のマイナス。海外生産も同46.8%減の60万2627台と2年連続で前年同期を下回った。

輸出は同12.7%減の7万6280台だった。

《纐纈敏也@DAYS》

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