[カーオーディオ“チョイスのキモ”]ユニットサブウーファー その5…個々の特徴

ユニットサブウーファーの一例(カロッツェリア)。
ユニットサブウーファーの一例(カロッツェリア)。全 1 枚

カーオーディオ製品を選ぼうとするときに参考になる情報を多角的に紹介している当コーナー。現在は「ユニットサブウーファー」の選び方のコツを解説している。今回は、「個々の特徴」について考察していく。

さて、「ユニットサブウーファー」の選定をする上で考慮すべきは、「価格」、「口径」、「ブランド」、そして「個々の特徴」だと説明してきた。今回はこのうちの最後の1要素である「個々の特徴」について解説していく。

なお、それ以外の3要素を吟味すれば概ね買うべき製品が絞り込めてくるのだが、「ユニットサブウーファー」には細かな仕様違いがあったりもする。それがここで言うところの「個々の特徴」だ。そのチェックを怠ると、自分のシステムでは使いづらい仕様になっている製品をチョイスしてしまうことにもなりかねない。

仕様違いとは主には2項目ある。1つは「ボイスコイルの数」で、もう1つは「インピーダンス」だ。まずは「ボイスコイル」について説明していこう。「ボイスコイル」のタイプ違いは2つある。1つが“シングル”でもう1つが“ダブル”だ。ちなみにスタンダードなのは“シングル”だが、パワーを重視するモデル等では“ダブル”になっている場合もなかなかに多い。

次いでは「インピーダンス」について説明していく。「インピーダンス」とはつまりは“抵抗値”のことを指す。カーオーディオ用のスピーカーは基本的には「インピーダンス」は4Ωの場合が多いのだが、「ユニットサブウーファー」には2Ωや1Ωの製品も存在している。

ちなみにスピーカーユニットは、複数発を鳴らすときにそれらを“直列接続”するか“並列接続”するかで「インピーダンス」が変化する。倍になったり1/2になったりと接続の仕方で変わってくるのだ。“ダブルボイスコイル”の「ユニットサブウーファー」も、接続の仕方で「インピーダンス」が変化する。そしてパワーアンプにも、「インピーダンス」が4Ωのスピーカーしか鳴らせないもの、2Ωまで鳴らせるもの、1Ωまで鳴らせるものとさまざまある。

というわけなので、「ボイスコイル」が“シングル”か“ダブル”か、そして^インピーダンス」が何Ωなのかは、何発鳴らすか、それらをどのように接続するか、そしてパワーアンプには何を使うかで何が最適なのかが変わってくる。システム構成上の都合で、最適な仕様のモデルを選ぶ必要があるのだ。このことを、くれぐれもお忘れなきように。

今回はここまでとさせていただく。次回からは注目ブランドの「ユニットサブウーファー」を具体的に紹介していく。乞うご期待。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part5・ユニットサブウーファー編 その5 「個々の特徴」について

《太田祥三》

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