ZF、自動運転の開発を加速…テストコースを拡張

拡張されたZFのドイツのテストコース
拡張されたZFのドイツのテストコース全 3 枚

ZFは8月25日、ドイツのテストコースを拡張した、と発表した。

このテストコースには、新たに全長3.6kmの楕円形のコースが設けられた。カーブと直線を含めて、さまざまな道路状況を再現し、実際の高速道路の運転状況をシミュレートすることができる。

また、拡張されたテストコースでは、ZFの先進運転支援システム(ADAS)のテスト機能を大幅に引き上げる。車線逸脱警告システム、渋滞アシスタント、自動運転を見据えた高速道路のパイロット走行システムなど、高度な技術の開発をサポートする。

拡張された施設には、広さ1000平方mのカスタマーセンター、さらに2つのトラックホールも含まれる。このユニークなテストコースは、ZFのグローバルテクノロジーリーダーとしての地位を強化し、商用車セグメントにおける成長機会を充分に活用するために必要な幅広いテストが行えるという。

ZFは、拡張されて近代化されたテストコースによって、最先端のテクノロジーの開発とテストを加速させる。自動化やネットワーク化、電動化された車両に焦点を合わせるにつれて、開発するシステムの複雑さが増すため、従来以上に高度なテストや検証能力が必要になるためだ。ZFは、テストコースの拡張により、完全自動運転を含めて、革新的な先進運転支援システムをテストしていく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る