ホンダとGM、資本を介さず提携関係を拡大[新聞ウォッチ]

ホンダとGMが提携拡大
ホンダとGMが提携拡大全 1 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

ホンダと米ゼネラルモーターズ(GM)の両社が、北米市場での提携を拡大するという。「腐っても鯛」とは皮肉を込めた誉め言葉のようだが、GMは経営破綻の憂き目にも遭った往年の米ビッグスリー。両社はこれまでも燃料電池車や自動運転の開発などを共同で進めてきたが、新たに、自動車の車台やエンジン開発、部品の共同購入など幅広い分野で協力することに合意したという。

ホンダとGMが昨夜、発表したもので、きょうの各紙も報じているが、時差と各社の締め切りの影響なのか掲載に温度差がみられる。

例えば、日経は「ホンダ・GM、戦略提携、北米でエンジン共通化」とのタイトルで1面トップ記事。「新型コロナウイルス問題などで足元の事業環境が厳しくなるなか、業界の合従連衡が進みはじめた」とも伝えている。朝日は総合面の3段見出し、読売、毎日、産経なども経済面で大きく取り上げているが、東京は本文わずか16行の地味な扱いだ。

リリースには、GMのマーク・ロイス社長とホンダの倉石誠司副社長のコメント付きだが、いずれも役員序列はナンバー2。しかも、「資本を介さずに主要分野での協業を進める」(日経)。さらに、読売によれば、ホンダは、現時点でGMとの「資本提携は検討していない」(広報部)という。地獄の沙汰も金次第・・とも言われているが、お互いに金銭的な”結納”も交わさない関係で、この先も密な同棲生活が続けられるのかが気掛かりだ。

2020年9月4日付

●自民総裁選全都道府県連で予備選 (読売・1面)

●JR終電30分繰り上げ、乗客急減、コスト対策(読売・1面)

●ホンダ・GM包括提携検討、北米、車台や部品の共通化 (朝日・3面)

●8月の日本車販売、中国で回復基調、トヨタとホンダ (朝日・6面)

●株価コロナ急落前まで回復、東証、半年ぶり高値 (朝日・7面)

●米の車関税撤廃「非常に難しい」日米貿易交渉に参加、元高官 (朝日・7面)

●Go To 影響? 奥多摩大混雑、日原鍾乳洞車来場、例年の1.5倍 (朝日・21面)

●炭素繊維部品の量産化技術開発、日産(毎日・7面)

●米大手リストラ相次ぐ、ユナイテッド航空1.6万人(産経・9面)

●甘利・自民税調会長、車購入税負担軽減へ。来年度税制改正「コロナ影響考慮」(産経・9面)

●車排ガス規制、罰金1.8兆円、欧州で13社、来年推計(日経・1面)

●三菱自45万台リコール、冷却装置に強度不足(日経・36面)

《福田俊之》

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